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2008年2月28日 (木)

違うんじゃない

 TVの雑学番組を眺めてたら、人の家を訪問するときは、約束の時刻より数分遅れるのが日本の常識とか、先方の準備が整っていないと迷惑を掛けるとの理由。マナー研究家と称する人が解説してたけど、私が訪ねられる側の立場なら好印象を抱かない。

 オフィシャルでもプライベートでも、人と会う約束をするからには、招く側だってそれなりの準備を進めてる。用意できそうもなければ、最初から人を招こうとは思わない。三日三晩を掛けて仕込んだとしても、約束の時刻までには涼しい顔をして待つ。

 それが約束の時刻を過ぎても現れなきゃ、どこかで事故でも起こしたかと心配するし、ルーズな人だとは思ってしまう。たとえ数分の遅れでも、約束を守れない人には、大事なことを話せない。若い人が鵜呑みにしたら、人間関係を損なってしまうかも。

 もっともマナーは時代や地域で随分と違うから、目くじらを立てるのは大人げないかな。初対面の人を「おまえ」とか「きさま」とか呼べばケンカになるが、元々は「御前」も「貴様」も上流社会で用いられた敬語。いつの間にか用法が逆転してる。

 コミュニケーションの基本は、自分の立場を充分にわきまえて、相手の立場を尊重し理解することから始まる。形が大事になるのはきちんと受け継がれ、お互いに共有する文化規範として認知されてること。最初に伝えるのに、ちゃんとしなきゃダメだよね。

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