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2008年2月16日 (土)

大山鳴動して

 守屋前事務次官の汚職事件が切っ掛けで、防衛省は装備品調達に対する改革案を検討。内局と各幕僚による組織横断的なプロジェクトチームの発足や、海外メーカーからの輸入調達を一元的に扱う部門の新設など、合理的な組織への衣替えが盛り沢山。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080215-OYT1T00294.htm

 だけど抜けてるのは、日本にどれだけの軍備が必要で、どれだけのコストで維持するのが妥当か。道路特定財源と同じで、最初に予算ありきという発想では、どれだけのお金を注ぎ込んでも笊になるだけ。在日米軍の問題も絡め、基本に対する議論が必要では。

 国会での予算委員会を見ていても、政府与党はこの場を凌げば、道路特定財源を自由に使い切れるという姿勢。野党議員が不適切な使途を指摘するたびに、冬柴国交大臣は頭を下げてやり過ごす。予算案さえ通せば、後は国民に見えない場所で山分けか。

 右肩上がりの経済成長なら、少しの無駄は吸収できるけど、小泉政権の構造改革で、国民だけが痛みを押しつけられ、それでご破算では誰も納得しない。官僚や政治家が苦しんでこそ、国民の気持ちがわかるというもの。お手盛り采配はもう既に通用しない。

 夕張では大雪が降っても、灯油が買えずに寒さに堪えてる老人がいる。病院が閉鎖され、行き場を失った患者がいる。そうした人たちを切り捨てても、日本には戦闘機が必要なのか。高速道路を建設しても、産業や観光が育たなければ、無駄遣いじゃないか。

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