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2008年2月 8日 (金)

餅は餅屋かな

 中国餃子に農薬が混入されていた問題、当初は残留農薬と疑われたが、どうやら人為的な可能性が高いみたい。製造日が異なる餃子から別の農薬も見つかり、消費者からのクレームを活かせなかったことも判明。JTの冷凍食品は旭化成から受け継いだもの。
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY200802070245.html

 いろいろな原因はあるだろうが、近頃の企業買収の問題点が浮き彫りにされた印象。アメリカナイズされたといえばそれまでだが、日本の製造業は基本的に職人の文化、現場から叩き上げてきた知識と経験が、コンピュータより精度の高い生産物を実現した。

 ところが拝金主義が罷り通り、お金持ちの企業がそうでない企業を呑み込んでいく。成果に対する評価は利益率だけ、品質に対するチェックは甘くなり、職人の誇りは古臭いと罵倒される。一方で消費者も安さにつられ、しだいに目が利かなくなってきた。

 企業統合が繰り返されると、どこがどこかわからなくなり、さらに名称を改められたら拍車が掛かる。インターネットの普及もあって、老舗は平気で消費者を裏切るし、生協活動まで怪しくなれば、信ずるに足る座標軸さえ見失う。情報の氾濫に振り回されてる。

 価値とプロセスを起点とした企業文化の構築が、これからの時代に求められる信頼の回復。誰が何をやっても良いけど、根拠を示し理念を掲げ説明責任を果たさねば、私たちも近づかないのが大事。それが商品やサービスを市場に提供する掟じゃないかな。

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