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2008年2月22日 (金)

油断大敵

 国民の楯になる戦艦が、矛になっては洒落にならないが、原因は明らかに緊張感の欠如。やるべきことをやってたら、惨事を引き起こさなかった。当たり前のことがどうしてできないか、頭の良い人が増えすぎたから、謙虚に学ぶ姿勢が薄れてきたか。

 明治政府が船出したのは、欧米の列強に四方を囲まれ、一瞬たりとも気を抜けば植民地になる状況。破格の待遇で欧米人を招き、素直に学びながら近代国家へ。それが日清、日露戦争に勝利して、第一次世界大戦も乗り切って、すっかり勘違いしてしまった。

 アジアの盟主になるという発想は、満州の建国など帝国主義の正当化。第二次世界大戦に敗れ、全国に連合軍を代表する米軍が駐留し、日本人は民主主義と資本主義経済を学び直すことになる。勤勉な国民性を評価されたけど、高度経済成長を遂げ慢心したか。

 バブルが弾けた後はグローバルスタンダード、勝ち組と負け組に二極化して、形振り構わず成果を求めるライフスタイル。自己責任という言葉がひとり歩きして、勝ち組に回れば贅沢三昧も咎められない。偽装したって、バレなきゃ良いんだという風潮。

 それがここ数年、内部告発も含めて足下をすくわれる。成果へ至るプロセスを問われる。こうした傾向はさらに強まり、既得権を得ていても、説明責任を果たさなきゃ、社会的に淘汰されていく。うまくいってる人ほど、緊張感が緩んでないか見直さなきゃ。

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