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2008年2月19日 (火)

足りるを知る

 朝日新聞に外来種の蝶が首都圏で放たれ、在来種の蝶を駆逐して分布を広げてると報じられてた。淡水魚などでも傲慢な人の恣意によって、在来種が絶滅し生態系が乱れたりしてる。生き物を飼うには慎重さを求められるのに、愚かで分別の付かない輩がいる。
http://www.asahi.com/science/update/0218/TKY200802180175.html

 在来種にしても違法の捕獲や餌付けなど、後先を考えない行為は必ず災いをもたらす。明治時代に日本狼を絶滅に追いやったから、蝦夷鹿は天敵がいなくなり繁殖。田畑を荒らすなど被害が拡大しても、勝手に駆除できない法令を定めたのは都会の人。

 私たちの生活は、山を切り崩し、森林を踏み分け、人間の領域を拡大させながら保たれてきた。ここまでやって、今さら共生ともいかないけど、それでも自分たちが生き延びるための必死の足跡。無用な殺生や悪戯は厳しく戒められ、感謝の気持ちを忘れなかった。

 古来から人間は過剰に走る。それが知恵の二律背反だろうが、富を得た人はさらに富を求め、国を治めた者は帝国の支配を願う。金銀財宝を得て、それを何に用いるか。どれだけ飾り立てようと、最期は生まれてきた裸に還るのに、欲望は後戻りしないものなのか。

 そうは言っても生きてる限りは、常に闘い続けねばならない。成果はあくまで結果であり、手を緩めたとたんに足下が崩れる。どれだけ活躍していても、明日の保証は約束されないから、できる限り頑張ってしまう。厄介だけど、この辺りが私たちの課題かな。

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