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2008年2月29日 (金)

透明性の担保

 イージス艦の衝突事故で防衛省の説明が、虚偽を含んでいたうえに、石破大臣も関わってたと明らかになった。野党は再び辞任を要求し、与党からも疑問の声。確かにそうなのだが、私が驚いたのは事実の露呈の早いこと。ひと昔前なら隠し通せたのかも。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080228-OYT1T00285.htm

 道路特定財源でも、年金や医療でも、政府や官公庁の公式発表から、早い段階で隠蔽の事実が発覚してる。ねじれ国会ということもあるが、それ以上にインターネットなどで、さまざまな情報が発信されて、不特定多数が閲覧するチャンスが増えたから。

 企業の不祥事にしても、関係官庁への告発だけなら、衆目が集まるまでに至らなかった。メディアの力も大きいけど、どちらかと言えば後追いしてる感じ。組織内の意思を統一する動きが薄れ、個人の表現意欲が強まってるのも、拍車を掛けてるかも。

 これからの時代は事実に基づき、論理を築いていかないと勝ち抜けない。下手に隠蔽しようとすれば、小さな傷口でも広がってしまう。臭いモノに蓋をしても、臭ってくる時代を迎えた。初期段階で最適な対応を図らねば、政治もビジネスも支持を得られない。

 失敗が明らかになったとき、どう対応すればベストか、世間から高い評価を受けてる人ほど、慣れていないこともあるのだろうが、誤った方向へ舵を取ってる。何を大切にして、どこを優先するか、依り立つものを明らかにしないと、説得力は薄らいでいく。

 明日から営業をテーマにしたコンテンツを中心に送ります。

 よろしくお願いします。

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2008年2月28日 (木)

違うんじゃない

 TVの雑学番組を眺めてたら、人の家を訪問するときは、約束の時刻より数分遅れるのが日本の常識とか、先方の準備が整っていないと迷惑を掛けるとの理由。マナー研究家と称する人が解説してたけど、私が訪ねられる側の立場なら好印象を抱かない。

 オフィシャルでもプライベートでも、人と会う約束をするからには、招く側だってそれなりの準備を進めてる。用意できそうもなければ、最初から人を招こうとは思わない。三日三晩を掛けて仕込んだとしても、約束の時刻までには涼しい顔をして待つ。

 それが約束の時刻を過ぎても現れなきゃ、どこかで事故でも起こしたかと心配するし、ルーズな人だとは思ってしまう。たとえ数分の遅れでも、約束を守れない人には、大事なことを話せない。若い人が鵜呑みにしたら、人間関係を損なってしまうかも。

 もっともマナーは時代や地域で随分と違うから、目くじらを立てるのは大人げないかな。初対面の人を「おまえ」とか「きさま」とか呼べばケンカになるが、元々は「御前」も「貴様」も上流社会で用いられた敬語。いつの間にか用法が逆転してる。

 コミュニケーションの基本は、自分の立場を充分にわきまえて、相手の立場を尊重し理解することから始まる。形が大事になるのはきちんと受け継がれ、お互いに共有する文化規範として認知されてること。最初に伝えるのに、ちゃんとしなきゃダメだよね。

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2008年2月27日 (水)

演出が大事

 新党大地の代表として衆議院で活躍する鈴木宗男氏が、北海道開発局の工事や林野庁の行政処分を巡り、受託収賄や斡旋収賄など4つの罪に問われている事件で、東京高裁は懲役2年と追徴金1,100万円の実刑とした東京地裁の一審を支持し、鈴木氏の控訴を棄却。
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200802260063.html

 鈴木氏は無罪を主張してるので、すぐに最高裁へ上告すると共に保釈を申請し認められた。当面の議員活動に支障を来さないけど、言われてみると自民党橋本派の中堅幹部として、外務省との癒着を取り沙汰された。その当時は皆から手痛いバッシングを受けてる。

 2002年に逮捕された当時は、証拠隠滅の恐れがあるとして保釈を認められず、437日間の拘置所生活、これは戦後に逮捕された国会議員として最長。5千万円の保釈金で自由の身になってから、メディアにも数多く登場し、人制で語りかけて好感を得る。

 正直に言って世間の感覚では、自民党を離党して牢屋に入れられたので、それまでの贖罪は終わった印象。自民党の内部および官僚との癒着を体験する立場から、批判的な急先鋒として精力的に活動し、国民からの支持を背景に発言しているように思われる。

 東京マラソンで走ったり、娘との対話を映像で流したり、庶民との距離を縮めたのは、鈴木氏の戦略が的確だったから。自分の置かれた環境が急変したときに、どのように自分を捉え直し、最善の方向へ転換できるか、学ぶところが多いような気がする。

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2008年2月26日 (火)

物騒な

 千葉県鎌ヶ谷市で服役中の指定暴力団幹部が、入院中の病院から行方をくらました。北朝鮮から覚醒剤を密輸して、一審の東京地裁では無期懲役の判決。昨年の暮れに重篤な状態に陥ったとして、弁護人から執行停止の申し立て。今月18日から入院してた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080225-OYT1T00622.htm?from=main2

 刑務所で診察も受けただろうし、年齢も69歳ということだから、弱ってたのは事実に思われる。確かな証拠があれば、最高裁まで争っても、懲役を免れないし、塀の中で最期を迎えるかも。野垂れ死んでも、娑婆の空が恋しかったか。逃げ切れるものでなし。

 正直に言って浅ましい。諸々の犯罪の中でも、覚醒剤は若い人の人生を狂わせ、社会の根本を揺るがす。決して許してならない。どのような事情があろうとも、今も苦しむ被害者のことを考えたら、罪と真正面から向かい合い、祈りの日々を過ごしてほしい。

 立ち回り先は手配されてるだろうし、この寒空にどこへ向かおうとしてるのか。古稀に近いといっても今どきの老人、意外とパワフルなのか。住宅街にでも逃げ込んで、自暴自棄に道連れを狙ったら恐い。人の命を尊ばない輩は、きちんと隔離しておいてほしい。

 生々しさのようなものを感じると同時に、私もまだ枯れちゃいけないと、ひと回り以上年長の脱獄犯に気づかされた。どんな状況に追い詰められても、終わっていないと呟けるか、必死の行動を起こせるか。悪い奴に負けてるようじゃ、自分の志を貫けないよね。

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2008年2月25日 (月)

変だよ

 週末の2日間、日本列島には強風が吹き荒れてた。北国は雪も降るから、あちらこちらで立ち往生。首都圏でも電車が運休、木が倒れたり、物が落ちてきたり、季節の変わり目にしても凄まじい。地球温暖化の影響か、このところの自然現象は驚かされてばかり。
http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY200802240030.html

 人間の歴史は、自然界でのテリトリーの拡大。山を開き、海を埋め、さまざまな恵みを最大限に利用し、たくさんの人が豊かに暮らせるようになった。ルールを決めたとしても、それは人間の都合だから、自然と最適なバランスを保っていたかどうかは疑問。

 そうは言っても今の時代に慣れてるから、不便を強いられてまで環境を改善するのも面倒。国際的視点に立てば、これから大量のエネルギーを消費して、産業を発展させたい国も多い。先進国と呼ばれる国が、自然を保護するように言っても説得力がない。

 いつの間にか人間は、動物であるのも忘れたのかも。種の存続を最優先してるとは思えないし、単純に生きたいという願望も薄れてるような気がする。進化することの二律背反を、私たちはどのように受けとめれば良いか、自然の圧倒的な力には逆らえない。

 今さらだけど、人としてどう生きるか、問い直す時代を迎えてるのじゃないか。毅然とした姿で道を求める人を、美しいと感じる心が遺っているなら、そこにヒントが隠されてるような気もする。風に押し戻されて震えながら、そんなことを考えてみた。

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2008年2月24日 (日)

驚いた

 1981年にアメリカのロサンゼルスで、妻を殺害した疑惑の渦中にいた三浦和義氏、この件では無罪判決を言い渡されたが、その前に元女優に妻を襲わせたとして、殺人未遂罪で懲役6年の実刑、収監された。日本でも裁かれたが、最終的な判決は無罪で確定。
http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200802230363.html

 それが27年も経た今になって、訪問先のサイパンで逮捕されたという。日本ではコンビニで万引きした現場を報道されたりしたが、すっかり忘れられ過去の人。無罪が確定した後は、TV番組にも出演してたが、逮捕するだけの根拠があるのか、まだ藪の中。

 それにしても凄いのは、日本ではとうの昔に時効になった事件なのに、アメリカの警察は執拗に追い続けてること。三浦氏の容疑が晴れるかどうかは、これから裁判の中で明らかにされるだろうが、日本の警察や司法も学ぶべきところがあるような気がする。

 実際に捜査に掛かる経費や時間、物証の信頼性や商人の記憶、時効を成り立たせる根拠は多い。被害者や遺族は納得できないが、疑わしきは罰せずと考え、税金の使途を配慮すれば、やむを得ない決めごとと思われる。アメリカでは当たり前なのだろうか。

 警察の内規として時効を活かし、法令として時効を廃止したら、犯罪者はいつまでも逃げるしかない。警察はあるポイントで打ち切れる。そのくらいの柔軟性があったほうが良いのかな。この後のアメリカ当局の発表を待ち、本当のところを知らされたい。

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2008年2月23日 (土)

責任の取り方

 イージス艦が引き起こした事故について、防衛省の情報開示が遅れていて、さらに国民の不審を煽ってる。野党はこぞって石破大臣の辞任を要求、応じなければ参院での問責決議も考えるという。今必要なのは、そうじゃなく、防衛省の体質を問い直すこと。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080222-OYT1T00426.htm?from=top  

 ハッキリ言って、辞めて一番楽になるのは石破氏。被害者に責められ、メディアからサンドバッグのように叩かれ、それでも踏み留まるのは、防衛大臣の責任を果たそうとしてるから。事件の本質を明らかにするか否かで、石破氏の真価が問われると知ってる。

 野党は防衛大臣の首をすげ替え、それで問題が解決すると思ってるか。そうでなければ現職をまっとうさせ、共に防衛省の組織革新を推し進め、透明度を高めたほうが民意に応えられないか。昨年末の防衛コストの問題も、尻切れ蜻蛉のままじゃないか。

 民主党が本気で政権を担おうとしてるなら、無意味な責任追及に走るより、当事者として防衛省と関わり、具体的な改善案を提示するのが先。反対のための反対をしていたら、道路特定財源で正論を展開してることさえ、パフォーマンスに受け取られかねない。

 石破氏の進退は、石破氏にも決められない。大臣として防衛省の改革に目途を付けてから、初めて肩の荷を降ろすことを許される。大臣報酬のカットなど、当面の責任は負うだろうが、辞めて済まされるほど問題は小さくない。党派を超えて取り組む課題。

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2008年2月22日 (金)

油断大敵

 国民の楯になる戦艦が、矛になっては洒落にならないが、原因は明らかに緊張感の欠如。やるべきことをやってたら、惨事を引き起こさなかった。当たり前のことがどうしてできないか、頭の良い人が増えすぎたから、謙虚に学ぶ姿勢が薄れてきたか。

 明治政府が船出したのは、欧米の列強に四方を囲まれ、一瞬たりとも気を抜けば植民地になる状況。破格の待遇で欧米人を招き、素直に学びながら近代国家へ。それが日清、日露戦争に勝利して、第一次世界大戦も乗り切って、すっかり勘違いしてしまった。

 アジアの盟主になるという発想は、満州の建国など帝国主義の正当化。第二次世界大戦に敗れ、全国に連合軍を代表する米軍が駐留し、日本人は民主主義と資本主義経済を学び直すことになる。勤勉な国民性を評価されたけど、高度経済成長を遂げ慢心したか。

 バブルが弾けた後はグローバルスタンダード、勝ち組と負け組に二極化して、形振り構わず成果を求めるライフスタイル。自己責任という言葉がひとり歩きして、勝ち組に回れば贅沢三昧も咎められない。偽装したって、バレなきゃ良いんだという風潮。

 それがここ数年、内部告発も含めて足下をすくわれる。成果へ至るプロセスを問われる。こうした傾向はさらに強まり、既得権を得ていても、説明責任を果たさなきゃ、社会的に淘汰されていく。うまくいってる人ほど、緊張感が緩んでないか見直さなきゃ。

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2008年2月21日 (木)

情報発信

 あるサイトからアプローチ、プロとしての自分をアピールして、問い合わせ数を増やすことで、ユーザーの認知を高める提案。私の場合は企業や組織の人事担当研修者か、興味を持ったので資料を送るように頼んだが、初年度費用は30万円も掛かるということ。

 善し悪しは別として、インターネットで集客する見返りに、諸々の名目で登録料を要求するケースには、今のところ参加していないけど、それが正しいかどうか判断できてるわけじゃない。これからの時代に何が必要か、情報発信も含まれてるのはわかる。

 そう思うからホームページを開いたし、ブログも毎日更新してるのだが、ブログは少し手を抜いてるのも事実。営業やマネジメントに絞り込んだほうが、仕事に繋がると思い始めてる。一歩を踏み出すのを躊躇うのは、どこまで情報を提示すれば良いかの限度。

 実際に仕事になってるのは、やはりリアルで繋がる人間関係。ある段階からバーチャルは、お楽しみと割り切ってるが、本当にそれで良いのか、正しいのか。腹に落ちなきゃ前へ進めないから、ITの目まぐるしい進化に付いていけないだけかも。

 仕事の結果として儲けたいと思うけど、儲けるのを自己目的化するのは、ちょっと違うような気もしてるので、流行りの手法とは一線を画してしまう。だからといって単純に人を喜ばす岳じゃ、自分の飯の種を失いかねないし、ハムレットの心境だったりして。

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2008年2月20日 (水)

民意を問えば

 讀賣新聞の世論調査で福田内閣の支持率は39%、不支持率は51%となった。国会で道路特定財源の使途が明らかになり、小泉元総理が壊すと宣言した昔の自民党へ、先祖返りしてるという印象が強いからだろうか。慎重居士は、ときに無策のように目に映る。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080218-OYT1T00528.htm

 政党支持率は自民党の33%に対し、民主党は辛うじて20%、攻め方が弱いというより、終始一貫せず腰がふらついてるからか。自民党が既得権を守るために一丸になるほど、それに代わるビジョンを示すのに百家争鳴、寄り合い所帯の弱点が露呈してるかな。

 そうこうしてるうちに原油や小麦は高騰し、株価の低迷は展望を開けず、国民は不安感に襲われる。海の向こうでオバマ氏がチェンジを掲げて勢いを増してるが、日本でも求められているのは膠着状態を打破する変革への意思。どこへ向かおうとすれば良いのか。

 小泉元総理が圧倒的に支持されたのは、政策の善し悪しより強さのァビール。安倍氏にも福田氏にもそれがない。民主党の小沢代表も、昨年の参院選の頃と比べると、インパクトがなくなってる。方向を示して一歩を踏み出すのがリーダーの役割じゃないか。

 合理的な論拠を明らかにして思考を体系化すれば、揺るぎない信念を演出できるし、反対意見を論破できる。何が正しいかは、歴史が検証するしかない。今を生きる当事者としては、言い切れるだけの確信を築かなきゃ、他を巻き込む勢いは生まれない。

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2008年2月19日 (火)

足りるを知る

 朝日新聞に外来種の蝶が首都圏で放たれ、在来種の蝶を駆逐して分布を広げてると報じられてた。淡水魚などでも傲慢な人の恣意によって、在来種が絶滅し生態系が乱れたりしてる。生き物を飼うには慎重さを求められるのに、愚かで分別の付かない輩がいる。
http://www.asahi.com/science/update/0218/TKY200802180175.html

 在来種にしても違法の捕獲や餌付けなど、後先を考えない行為は必ず災いをもたらす。明治時代に日本狼を絶滅に追いやったから、蝦夷鹿は天敵がいなくなり繁殖。田畑を荒らすなど被害が拡大しても、勝手に駆除できない法令を定めたのは都会の人。

 私たちの生活は、山を切り崩し、森林を踏み分け、人間の領域を拡大させながら保たれてきた。ここまでやって、今さら共生ともいかないけど、それでも自分たちが生き延びるための必死の足跡。無用な殺生や悪戯は厳しく戒められ、感謝の気持ちを忘れなかった。

 古来から人間は過剰に走る。それが知恵の二律背反だろうが、富を得た人はさらに富を求め、国を治めた者は帝国の支配を願う。金銀財宝を得て、それを何に用いるか。どれだけ飾り立てようと、最期は生まれてきた裸に還るのに、欲望は後戻りしないものなのか。

 そうは言っても生きてる限りは、常に闘い続けねばならない。成果はあくまで結果であり、手を緩めたとたんに足下が崩れる。どれだけ活躍していても、明日の保証は約束されないから、できる限り頑張ってしまう。厄介だけど、この辺りが私たちの課題かな。

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2008年2月18日 (月)

逃げるなよ

 茨城県古河市で違反車輌をパトカーが追跡、反対車線の電柱に激突して炎上、運転手は死亡して車輌は盗難車とか。同じような事態が多発して、その度に警察は「追跡方法に問題はなかった」としてるが、拳銃を発砲しなきゃ、とことん追いかけるのは当たり前。
http://www.asahi.com/national/update/0217/TKY200802170059.html

 逃走車輌を運転してるのは、飲酒してたり、無免許だったり、重大事故を引き起こす可能性が高い。すべての違反が摘発されるわけじゃないから、運が悪いと思う気持ちはわかるけど、自分が違反したのは事実なんだから、逃げずに警察官に従うのは常識。

 パトカーや白バイに追いかけられたから、途中で事故を招いたというのは開き直り、自己中心的な詭弁。警察官は堂々と職務をまっとうし、市民の安全を守る行動に胸を張れば良い。逃げ切れずに激突するのは自業自得、他人を巻き込めば違反した人の全責任。

 日本は法治国家なのだから、自分の非を認めないなら、法廷の場で徹底的に争えば良い。誰が見ても勝ち目はなくとも、主張した意見は記録され、傍聴人は耳を傾ける。そうするためにも逃げちゃいけない。法令が間違ってると思うなら、最後まで闘うこと。

 運転者も自覚してるから逃げるのだろうが、それはさらに事態を悪化させ、やり直しを利かなくさせる。私もスピード違反で捕まったり、一時停止違反で罰金を払ったり、納得できるケースばかりとは限らないけど、公道を利用してるなら文句は言えない。

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2008年2月17日 (日)

ひと息ついて

 1月の半ばから取り組んでた作業が一段落、やはり1ヶ月掛かってしまったけど、これから何度かやり取りが続き、フィニッシュまでもう1ヶ月かな。大まかに分類すれば出版プロデュース、文章を書いたことがない人を相手に、インタビューから始まる仕事。

 裏方に徹して詰めていくのは大変だけど、こうした役回りは嫌いじゃない。自費出版の編集に比べると、企画から出版コンサルティング、文章指導からリライト、今回は形にするまでだけど、ときには販売の相談まで。プロデュースしてる感覚がおもしろいのかな。

 こうした仕事を依頼するのは、自己表現を望んでるからじゃなくて、企業や組織の持ち味を掘り起こし、ターゲットを絞り込んだうえで、双方向のコミュニケーションを仕掛けようとしてるから。企業文化を鮮明に浮かび上がらせ、他との差別化を図る狙いもある。

 だから形になるのは本と限らず、リーフレットや小冊子のほうが多い。ホームページ全体のコンテンツを相談されることも。骨が折れるけど、だからこそ楽しい。時間が掛かる仕事だから、今のところは頼まれてから動き出し、積極的にアピールしてないけど。

 でも性分なのかな、始まると集中しちゃう。閉じ籠もる時間が長くなり、自分から働きかけない。肩の荷が下りたところで、明日から少し種を蒔こうかな。無駄な時間を費やさなきゃ、次の仕事に繋がらないし、刺激を受けなきゃ成長しないからね。

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2008年2月16日 (土)

大山鳴動して

 守屋前事務次官の汚職事件が切っ掛けで、防衛省は装備品調達に対する改革案を検討。内局と各幕僚による組織横断的なプロジェクトチームの発足や、海外メーカーからの輸入調達を一元的に扱う部門の新設など、合理的な組織への衣替えが盛り沢山。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080215-OYT1T00294.htm

 だけど抜けてるのは、日本にどれだけの軍備が必要で、どれだけのコストで維持するのが妥当か。道路特定財源と同じで、最初に予算ありきという発想では、どれだけのお金を注ぎ込んでも笊になるだけ。在日米軍の問題も絡め、基本に対する議論が必要では。

 国会での予算委員会を見ていても、政府与党はこの場を凌げば、道路特定財源を自由に使い切れるという姿勢。野党議員が不適切な使途を指摘するたびに、冬柴国交大臣は頭を下げてやり過ごす。予算案さえ通せば、後は国民に見えない場所で山分けか。

 右肩上がりの経済成長なら、少しの無駄は吸収できるけど、小泉政権の構造改革で、国民だけが痛みを押しつけられ、それでご破算では誰も納得しない。官僚や政治家が苦しんでこそ、国民の気持ちがわかるというもの。お手盛り采配はもう既に通用しない。

 夕張では大雪が降っても、灯油が買えずに寒さに堪えてる老人がいる。病院が閉鎖され、行き場を失った患者がいる。そうした人たちを切り捨てても、日本には戦闘機が必要なのか。高速道路を建設しても、産業や観光が育たなければ、無駄遣いじゃないか。

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2008年2月15日 (金)

バレンタイン

 2月14日はバレンタインデー、私も妻からチョコレートをプレゼント。勤めてた頃には義理チョコやら何やら、翌月のホワイトデーが大変で、皆に同じものを買い求めて義理返し。若い人たちにとっては、これも楽しい風物詩かな。それほど高価なものでもないし。

 ローマ帝国の時代に、2月14日は女神ユノの祝日だったそうな。ユノはすべての神の女王で、家庭と結婚を司る。翌日の15日は豊穣を祈願するルペルカリア祭の初日、前夜祭で娘たちが桶に名を書いた札を差し入れ、引いた男と祭りの間は共に過ごす風習があった。

 皇帝クラウディウス2世は、地方からローマに赴く兵の士気が落ちると、ローマでの兵士の婚姻を禁止した。そこで登場するのが司祭バレンタイン、秘密裏に兵士たちを結婚させ、捕らえられて処刑されたのがユノの祝日、それ以来2月14日は恋人たちの日に。

 チョコレートを贈り始めたのは、1868年にイギリスのキャドバリー社が美しい贈答用のチョコレートボックスを発売。但し欧米では、さまざまなものを贈るらしくて、チョコレートに限ったのは日本で、最初のキャンペーンは1958年のメリーチョコレート。

 最初はうまくいかなかったみたいだけど、今では2月が出荷量のピーク、ものを売るにはストーリーが最重要と改めて思う。クリスマスイブとサンタクロースも、アメリカのコカコーラ社の仕掛け。こうした知恵を働かせるのが企業の販売戦略の王道だよね。

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2008年2月14日 (木)

御身大切

 熊本県人吉市の福祉課保護係の職員が、借金の肩代わりに生活保護者の名簿を、闇金業者の要求に応じて渡してた。闇金業者がさらに恐喝してきたので、市職員が上司に相談して明るみに出たが、そうでなければギリギリの場所で生きてる人たちが餌食になった。
http://www.asahi.com/national/update/0212/SEB200802120015.html

 普通の生活をする人が、消費者金融に手を出しても危険水域なのに、やり繰りできずに闇金に頼ったら、自己破産する以外にやり直せない。そのためには事実を明らかにして、その結果で市役所を辞めざるを得ないかも。自分で蒔いた種は自分で刈り取るしかない。

 それを、こともあろうに生活保護世帯の名簿を差し出し、自分の身を守ろうなど虫が良すぎるのも甚だしい。先日は東京都足立区で自分勝手な無理心中事件を起こしたのは53歳、この市職員は49歳と、私より少し若い年代の幼児性に開いた口が塞がらない。

 誰だって自分が可愛い。それがわかってるなら、他の人も同じとどうして理解できない。闇金の恐ろしさに震えたなら、他の人に同じ思いをさせないように、自分が防波堤になるのが大人の節度。申し訳ないけど、馬齢を重ねてきたとしか見えない。

 まして公務員で、生活保護世帯の実態を、誰よりもつぶさに見てきたのじゃないか。ひとりでも被害者が出たら、この男はどう責任を負うのか。無様でも、格好悪くとも、自分で自分の尻を拭く。それができずに害毒を撒き散らすなら、穴蔵に閉じ籠もれ。

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2008年2月13日 (水)

植民地かよ

 沖縄でアメリカ海兵隊員が、地元の中学生に乱暴。声を掛けられた沖縄市の胡屋十字路も、事件の現場となった北谷も、何度も訪れたことがあるので、生々しい映像が脳裏を駆け巡る。沖縄の人は素直でやさしいから、初対面の人でも疑わずに打ち解ける。
http://www.asahi.com/national/update/0212/SEB200802120008.html

 昨年の7月にも横須賀で、女性がアメリカ軍人に殺される事件が起きた。どんな社会にも不心得者はいて、法令に違反する悪事を働くが、在日米軍と日本の民間人とりわけ女性との間には、それだけではない意識が潜在しているように思われてならない。

 アメリカ人の有色人種に対する差別意識を指摘する人もいるが、黒人兵が加害者になることもあるから、それ以上に強いのは占領軍の傲慢。自ら統治できない国民に対し、国土を守ってやるから人身御供を差し出せと考える。戦場に赴けば明日は死ぬかもしれない。

 日本が連合軍に敗戦したのは1945年、すでに63年近く経ているのに、米軍の駐留を放置してるから、このような事件はこれからも起こる。憲法では戦争放棄を唱えているが、自衛隊は国際的に認知された軍隊で、平和貢献のために海外へも派遣されてる。

 日米軍事同盟を結んでも、独立国として主張すれば、全国にこれほど米軍基地を必要としない。沖縄本島など基地の島、占領された状態が改善されない。米軍基地はアメリカの国益と踏まえて、日本の国益を拡大していくのが、国民にプラスをもたらすのでは。

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2008年2月12日 (火)

建国記念日

 2月11日は建国記念日、『日本書紀』によると神武天皇が即位した日となってるが、戦前までは紀元節と呼ばれてたこともあって、制定した頃は諸々と論議が喧しかった。昭和42年の施行だから、当時の私は中学生。右も左もよくわからなかった頃だね。

 世界中の国々が、歴史的事実を根拠とした建国の日があるのに、日本は神話の時代に遡らないと、いつ建国したかわからない。それだけ他民族の支配を受けず、真っ直ぐに固有の文化を築けた。地理的状況も幸いしたのだろうが、有り難いことのように思う。

 フランス革命のような転換なら、明治維新になるのだろうが、王政復古が錦の御旗。大政奉還ということになれば、そこが建国になるのは筋が通らない。戦後を起点にするには、敗戦して外圧による変革だから、これもまた相応しくないだろうな。

 いつが建国の日だろうと、平和で穏やかな時代が続いてくれたら良い。それが大多数の人のホンネだろう。ちょっと心配なのは、建国の意識が薄いだけに、守るべき価値が見えてこない。日本って凄い国だし、思考回路も優秀なのに、あまり自覚がないみたい。

 卑弥呼の時代から私たちの祖先がいて、脈々と遺伝子が受け継がれてるのだから、その歴史と文化と伝統は大事にしたい。せっかく独自のポジションがあるのだから、その位置から国際社会に貢献したほうが合理的だし、皆に納得してもらえるのにな。

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2008年2月11日 (月)

声の大きな人が

 北海道滝川市で元暴力団組員らが、生活保護費として2億円を騙し取ってたという。不正受給の窓口になったのは、札幌の介護タクシー会社、滝川市の財政も苦しいはずなのに。本当に食べられない人が申請しても、なかなか認められないという話も聞く。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080210-OYT1T00047.htm

 一方で大阪府岸和田市、生活保護を受けてる40代の男性が、精神疾患の治療のための交通費として、10ヶ月間で438万円を受給してた。空港までのタクシー代、東京や福岡までの航空運賃は、付き添う妻の分まで支払われ、神戸や名古屋へは新幹線を利用。

 こうなると人権の問題もあって複雑だが、やはり生活保護の限度を超えてると思う。普通に暮らしてる人だって、より良い医療を受けたい気持ちは同じ。懐と相談し、時間の制約を受け、通院範囲を絞り込む。まして大阪なら、医療機関に不足はないでしょ。

 市役所の窓口で、声を荒げた人の言い分が通る。自分を責める人や上手に説明できない人は、逆に押し切られて社会復帰の可能性を閉ざす。臭いモノに蓋をして、長いモノには巻かれて、その場凌ぎで税金が濫費される。地方も国も同じような気がする。

 お役人は偉くないし、能力もないと認めて、すべての情報を公開したほうが良いかも。お金を集めるだけ集めて、どう遣ったかも明らかにしないのは、詐欺行為と考えるのは私だけか。あげくの果てに飲み食いしたから、弁済できないと開き直られる。

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2008年2月10日 (日)

自由と責任

 衆院の予算委員会で野党からの質問に答え、福田総理がインターネットや携帯電話の有害・違法情報について、規制強化に前向きな発言。スパムメールも含めて、環境を整えていかないと、バーチャルの可能性は閉ざされていくかも。内容しだいの話だけど。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080208-OYT1T00962.htm

 顔が見えないコミュニケーションは、ホンネで語り合えるメリットもあるけど、一方で無責任な放言も阻止できない。お陰さまでミクシィに限っては、日記へのコメントも誠実なものばかり。でも一歩誤ればリアルに影響を及ぼし、困り果てた話も耳に入ってくる。

 私は言葉に関わる仕事を続けてるから、よけいに神経質になるのかもしれないが、一度口にした言葉は呑み込めないと考えてる。やると言ったらやり、その結果できなければ、きちんと落とし前を付けないと前へ進めない。言葉に縛られるのは当たり前と思ってる。

 法令に違反しなきゃ何をやっても自由だが、必ず責任を負わねばならない。やらずぶったくりは人としての基本を逸脱し、社会から追放されても文句を言えない。顔が見えないからと、背中から斬りつけ逃げ去るのは、私には卑怯な振る舞いとしか思えない。

 本当のことを言うと、法令だって抜け穴だらけ。既得権を利用して弱い者を苛めたり、法に触れないからと私腹を肥やしたり、後ろめたい人は大嫌い。いつでも胸を張って正々堂々、それはリアルでもバーチャルでも同じこと。古臭くて硬いのかもしれないけど。

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2008年2月 9日 (土)

下手だよね

 幸田來未さんがラジオの深夜放送で問題発言、各方面から叩かれて、アルバムのPR活動も自粛してるという。報道を読む限り、確かな失礼な発言だし、同じ女性としての配慮に欠けてる。若いといえども影響力のある立場、お灸を据えられても仕方ないかな。
http://www.asahi.com/culture/update/0208/JJT200802080008.html

 でも、放送が収録と知って驚いた。生放送なら誰にも止められないが、いくらでもチェックできたろうに、おもしろがってそのまま流す不見識。これが今のメディアのレベルか、金の卵の腹を割いて一番困るのは、自分たちとまったくわかってないみたい。

 人を演出するには、キャラクターも大事だけど、それ以上に本人の身を立てるのが筋。バッシングを受けそうなところは、事前に編集してトラブルやクレームの芽を摘みとる。本人には後から説明して、きちんと諭しておくのがプロデュースじゃないか。

 まして25歳の小娘、歌うのは上手かもしれないが、足りないところもたくさんある。周囲の大人たちが考えて、守っていかなきゃ潰される。スーパーマンじゃないから、何もかもできるわけがない。夢を見せるのが商売なら、夢に見えるような演出と創意工夫。

 幸田來未さんのファンじゃないけど、スタッフに恵まれず可哀想な気もする。やって良いこと悪いこと、言って良いこと悪いこと、境界線をわきまえるブレーンがいないと厄介だね。これを読んで、他人事じゃないとわかる人が、どんどん伸びていくだろうな。

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2008年2月 8日 (金)

餅は餅屋かな

 中国餃子に農薬が混入されていた問題、当初は残留農薬と疑われたが、どうやら人為的な可能性が高いみたい。製造日が異なる餃子から別の農薬も見つかり、消費者からのクレームを活かせなかったことも判明。JTの冷凍食品は旭化成から受け継いだもの。
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY200802070245.html

 いろいろな原因はあるだろうが、近頃の企業買収の問題点が浮き彫りにされた印象。アメリカナイズされたといえばそれまでだが、日本の製造業は基本的に職人の文化、現場から叩き上げてきた知識と経験が、コンピュータより精度の高い生産物を実現した。

 ところが拝金主義が罷り通り、お金持ちの企業がそうでない企業を呑み込んでいく。成果に対する評価は利益率だけ、品質に対するチェックは甘くなり、職人の誇りは古臭いと罵倒される。一方で消費者も安さにつられ、しだいに目が利かなくなってきた。

 企業統合が繰り返されると、どこがどこかわからなくなり、さらに名称を改められたら拍車が掛かる。インターネットの普及もあって、老舗は平気で消費者を裏切るし、生協活動まで怪しくなれば、信ずるに足る座標軸さえ見失う。情報の氾濫に振り回されてる。

 価値とプロセスを起点とした企業文化の構築が、これからの時代に求められる信頼の回復。誰が何をやっても良いけど、根拠を示し理念を掲げ説明責任を果たさねば、私たちも近づかないのが大事。それが商品やサービスを市場に提供する掟じゃないかな。

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2008年2月 7日 (木)

寒さ厳しく

 ちょっと寒い日が続くと、とたんに意気地がなくなって、外へ出るにも歩かず、ついつい車を運転してしまう。風が吹いても陽射しがあれば、車内はすぐに暖房が利いてくるし、少しくらい道が混んでも気にならない。だけど車を降りると、足の裏から震えてくる。

 若い頃はもっと痩せてたから、骨がきしきし痛んできた。それでも旭川から帯広まで、夜行列車に乗れたけど、今じゃ身体が固まって、強行すれば数日間は響きそう。気持ちばかり若くとも、間違いなく歳は取ってる。ガマンしてると節々が痛むから厄介。

 今は片付けなきゃいけない仕事があるから、出掛けもしないで冬籠もり。今月の末になれば、少しは温かくなるかな。それでもお呼びが掛かれば、スーツを着ると背筋が伸びる。不思議なもんだね。わかってるのに、自分から動こうとしないのは、爺の狡さかな。

 天気予報を見ると、脅かされてるような気になって、忙しげに資料を調べたり、データを読んだり、考えてる振りをしたり。妻はそんな私を尻目に、コートを羽織りマフラーを巻き、友人と会ったりしてる。春よ来い、早く来い。蒲団の中から呼びかける。

 寝るが極楽だけど、それじゃ約束を守れないから、のろのろと机に向かう毎日。自分で決めたノルマを終えると、炬燵に潜り込んで床屋政談。顔を洗っちゃ手を温め、歯を磨いちゃ渋茶を啜る。でもモラトリアムも来週までかな、予定では仕事が片付いちゃう。

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2008年2月 6日 (水)

2ヶ月延期

 今月からスタートする予定だった【営業の学校】だけど、アスカビジネスカレッジの都合もあって、年度が新しくなる4月からに延期する。個人参加でも構わないのだけど、半年間連続で受講費が12万円だから、どうしても会社決裁になっちゃうよね。

 対象となるのは新入社員から3年目までの若手、年齢は問わないけれど基本をシッカリ、鉄は熱い内に鍛て。毎月第2水曜日の午後に3時間、講義を踏まえたディスカッションやロールプレイング、参加した人が納得できるように長期スパンで関わり続けるつもり。

 半年以上先の講演依頼やら、自費出版の相談やら、問い合わせは相変わらず多いけど、頓挫するのも少なくなくて、確定してからでなきゃ動けない。途中のプロセスには関われないので、水の流れに身を任せる気分かな。勉強だけは怠らずにやっておかなきゃ。

 変化の激しい時代のようだけど、根っこのところは同じだし、それを大切にする組織や個人が伸びている。企業文化の浸透や営業戦略を目的として、本を出そうとする人も増えてるみたいで、私がお手伝いする場も次々に生まれそう。その辺りは楽しみかな。

 自分にできることは蓋をしないで、チャンスがあれば首を突っ込み、可能性をさらに広げていこう。日本中どこでも声を掛けられると嬉しくなって、私もまだ若いし、そこまで行くのを喜んじゃう。頼む側は交通費に宿泊費、大変なのはわかるから感謝するよね。

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2008年2月 5日 (火)

公務員制度改革

 讀賣新聞の社説で、公務員制度改革に対して、キャリア制度の廃止へ繋がるのか疑問を投げかけている。従来の一種採用を総合職と改めても、それだけで実態は変えられないから、内閣人事庁が機能するように期待し、そのためには政治判断が必要不可欠と説く。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080204-OYT1T00071.htm

 入庁後の試験などで、総合職と一般職および専門職に、それぞれ門戸は開かれるのだろうか。省庁間の異動はあるのだろうか。それらを担保できなきゃ、現行とあまり変わらないような気がする。内閣人事庁を発足しても、最初の人事だけじゃ意味がない。

 何よりも大事なのは、同期は事務次官を除いて、本庁から転出させる制度の廃止。それを取り止めなきゃ、外局は必要によって設置されず、人事の都合で拡大するばかり。退職するのは自由だが、退職後まで丸抱えしようとするから、諸々と無理が生まれる。

 中途採用も考えたほうが良い。大学を卒業した時点でどれだけ優秀でも、組織内の競争だけでは判断力は劣化する。外局へ転出するにせよ、人生を保証されるなら、残念ながら間違いなく澱む。人材を集めたつもりが、凡愚の輩に化していないかを問われてる。

 政治家との接触を抑えるのは、かなり抵抗されるだろう。それでも押し通さないと、政官癒着の値は絶てない。禁止するのでなく、ルール化するのが大事。野党でも与党でも、誰が誰とどのような理由で接したか、記録に遺して公開すれば問題を生じない。

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2008年2月 4日 (月)

早春賦

 目覚めると一面の銀世界、狭山に雪が降り積もるのは2年振り。午後には霙が混じり、やがて雨になったが、それでも用事がない日の雪は、心を凛とさせ清々しい思い。街を歩くとなると厄介で、転ばないようにしながら目を伏せて、勝手なもんだけど。

 節分そして立春、暦の上では春の兆し。本来は旧暦だから、ひと月ほど早いのは事実だが、春と聞くだけで浮き立つ気分。なったらなったで花粉が風に舞ったり、良いことばかりじゃないのはわかってるのに、いつも足りないものを心待ちにしちゃうのかな。

 座って半畳、寝て一畳、人生に必要なものはそれほど多くない。それでも寒きゃ震えて、暑きゃ乾いて、風に飛ばされ、雨に打たれて、1日に数度は腹が減ってくる。同じ雪でも、窓から眺める風景と、実際に歩いて見る感覚は大違い。寒さは身体に馴染んでいく。

 ポジティブかネガティブかと問われたら、私は紛れもなく心配性で、小さなことにクヨクヨ悩む。ほとんど完璧でも、ちょっとした綻びが気になって、そこを繕うのに手間取っちゃう。だからこそ自分で自分を鼓舞して、背中を押さなきゃ前へ進めない。

 良い方向を目指そうとするより、次の一歩を着実に踏み出し、足の裏が大地に接する感覚を楽しむ。今が悪いのじゃなく、これはこれで充分と考える。雪を楽しまなきゃ、鶯の囀りに気づかない。三度の飯を食べられるなら、それ以上を望むのは欲なんだろう。

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2008年2月 3日 (日)

血の繋がり

 曇ってるのに空気が澄んでるからか、富士山がくっきりと映える16号は、圏央道が開通してから渋滞が緩和。ひと月振りに相模原で孫と遊ぶ。どうしてこんなに愛おしいのか。諸々の理由はあるけど煎じ詰めれば血の繋がり。水より濃いのは当たり前かな。

 父や母を思うより切なさを感じるのは、孫が未来に属しているから。いつか私たちは孫の視界から消え去り、私たちが及びもしない時代を生きていく。孫が成長するほど、私たちは老いていき、ついには何もしてあげられなくなる。最後はひたすら祈るだけ。

 こうした思いは皆同じ、自分の身を削っても、子や孫には幸せになってほしい。どうすれば幸せになれるのか、そこでそれぞれの人生観や価値観が表れる。私が娘にしてきたこと、孫にしていることは、果たしてどれだけ正しいか、省みると不安に襲われる。

 身内を見ると贔屓目になるし、期待もしちゃうけど、私が娘と孫に望んでることは、私が死ぬときに生きていてほしいだけ。それ以上は、本人たちが切り開いていけば良い。他愛なく孫と戯れてる今の時間を大切にして、精一杯に抱きしめてあげればそれで良い。

 余計なことをして孫をスポイルしないよう、それは充分に意識して自らを戒めてる。過剰に与えちゃいけない。押しつけちゃいけない。わかる言葉で語らなきゃいけない。自分を満足させるより、孫のためになることを最優先し、心を砕かなきゃいけない。

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2008年2月 2日 (土)

思い込む

 ダメと決めて掛かってやるのと、できると信じてトライするのでは、成功の確率は違ってくると、誰もが頭の中ではわかってる。それならポジティブに考えたほうが良いのに、実際は始める前から腰の退けてる人が多い。行動を起こさない人も少なくない。

 どうしてそうなるのか。自分を強く信じても、うまくいかないことはある。できるはずと考えてた自分を自分が裏切るから、現実を突きつけられて落ち込まざるを得ない。自分の力はこんなものか、便りにしてた人は当てにならなかった。忸怩たる思いを飲み込む。

 それなら最初からダメと思ったほうが、結果が悪くとも「やっぱりね」と軽くいなせる。行動を起こさなきゃ、失敗例だけ拾い出せば良い。世の中甘くないんだよ、自分を正当化する言葉はどこにでも転がってるし、自分の根っこを傷つけないから心は軽いまま。

 でも、現実に叩きのめされた人だけが、事実と真正面から向かい合い、これからどうすれば良いか最善の策を選べる。心も身体も退き裂かれなきゃ、成長しないのも昔からの約束事。傷つくのを恐れてたら、今の場所から一歩も動けず立ち往生。そんなのイヤだね。

 客観的に考えたくとも、人は主観から逃げられない。行動を起こすときは、何らかの意識に支配される。どのみち思い込むなら、マイナスのイメージを描くより、プラスを信じて七転び八起き。うまくいくまで粘ったほうが、自分の心にシコリを遺さない。

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2008年2月 1日 (金)

BlackBox

 中国から輸入された冷凍食品から、基準値以上の農薬が検出されて、千葉県や兵庫県では重体に陥る健康被害。厚生労働省だけでなく、中国当局も動き出して、原因究明を急いでるが、こうした事態を招くのは、以前から予測されてたような気がする。
http://www.asahi.com/special/080130/TKY200801310117.html

 農産物だけでなく工業製品も、日本が中国を生産拠点と定めたのは、一にも二にもコスト削減が大きな理由。市場で競争に勝つには価格を抑えねばならず、日本で生産するより中国のほうが、運輸コストを加えてもはるかに安い。消費者ニーズに応えられる。

 安全基準を示しても、基本は中国のルール。仕入れる段階でどれだけチェックしてるか、見た目で判断するのは日本国内でもやってたこと。外観を整えて虫食いにならないために、多量の農薬を使用するのも、日本の農家がたどったのと同じ道を繰り返してる。

 まして中国は広く、気候風土は日本より厳しい。メーカーが要求する項目をクリアしなきゃ、せっかく作った農産物を買い取ってもらえない。安全性に対するチェックが甘ければ、そこのところは後回し、きれいな農産物をたくさん作るようになる。違うのかな。

 根っこにあるのは私たち日本人の、曲がった胡瓜は敬遠する購買心理。見ぬもの清し、臭いものには蓋。そこも含めて省みず、中国の農家だけを責めても、生産地をインドや東南アジアへ移すだけ。その間に日本の農家は疲弊して、私たちは飢えてしまうかも。

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