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2008年1月23日 (水)

蜥蜴の尻尾

 防衛装備品を巡る汚職事件で、守屋前事務次官が収賄と偽証の追起訴。これから法廷で争われるわけだが、守屋被告が口を噤んでしまえば、政界や防衛省へ波及しないことになる。胸を撫で下ろしてる政治家もいるだろうし、関わる人たちも少なくないだろう。
http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY200801220346.html

 折しも国会は予算関連の質疑応答、ガソリン税に焦点が当てられて、防衛予算の積算には触れない可能性もある。不透明なままに承認されたら、国民の税金は浪費されるだけ。在日米軍への思いやり予算と同じように、なし崩しに既成事実が積み重ねられる。

 防衛省の組織についても、抜本的な見直しは図られない。守屋前事務次官と山田洋行の宮崎元専務が、極めて特殊なケースとして断罪され、既得権者は守られ、仕組みは温存される。機密事項の守秘を前面に打ち出し、牙城へは一歩も踏み入れさせないだろう。

 自民党も民主党も問わず、防衛利権を貪ってた政治家に、揺さぶりを掛けなきゃ国民の負け。本当に悪い奴らは柔らかな蒲団で温々と眠り、国民から吸い上げた税金を山分けにする。与党の政治家はいつでも財源を問うが、税金の使途を洗い出すのが最優先課題。

 年収200万円以下の生活者が1千万人を超える時代に、官僚と政治家だけを聖域としてたら、5公5民の税率でも足りないのは当たり前。必要なお金とは、今までの延長とは限らない。一つひとつを検証して、硝子張りにするチャンスが、再び失われた印象。

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