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2007年12月24日 (月)

ひとり遊び

 私が子どもの頃は、味噌っかすで苛められっ子だったので、家の中で遊ぶことが多かった。古新聞にクレヨンで絵を描いても、無器用だったし、どうしても図書館から本を借り、空想に耽る時間が長くなった。物語の中では主人公、誰にも邪魔されない。

 運動は苦手だし、先生の指示に従うのも嫌いだったけど、当時は学校を休むなど許されなかった。本を読むのに比べたら、授業は同じことを繰り返して退屈。体育の時間は、できないことを無理強いされて恥を掻かされる。それでも放課後は少しだけ遊んだかな。

 鬼ごっこやら相撲やら、基本になるのはお金が掛からないもの。三角ベースではグラブとバット、それを持ってれば仲間に入れてくれるけど、足で稼いだ内野安打が精一杯。一日の小遣いは十円、親の目を盗んで駄菓子屋へ、下を真っ赤にしてすぐバレた。

 お金持ちの子もいたけど、クラスで一人か二人だったから、贅沢な玩具を見せびらかしても浮いてしまい、序列を決めるのは腕力や運動能力。ガキ大将は乱暴だったけど、それなりに全体を見渡していた。そうしたヤツに媚びてまで、遊びたくない私は臍曲がり。

 苛められた原因は、三歳の頃に左肘を複雑骨折し、筋力がなくて逆上がりもできなかったから。それでいて勉強はできたから、生意気だったんだろうね。でも、今から考えると、他の子にとっては苛めも遊び、執拗なこともなく、いつもは放っておいてくれた。

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