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2007年12月26日 (水)

素直に喜ぶ

 福田総理が薬害肝炎訴訟の原告団代表と面会、一律救済の議員立法案を来月7日に国会へ提出予定。民主党の賛同を得て、年内に骨子をまとめるとのこと。いろいろと批判もあろうが、世論の声が政治を動かした。人を人として遇したことが率直に嬉しい。
http://www.asahi.com/politics/update/1225/TKY200712250325.html

 本当の目的が政権の維持だったとしても、国の責任を認めて被害者が救われるなら、政治と国民の接点が繋ぎ止められる。大事なのは自民党か民主党かでなく、政治が国民に目を向けること。官僚を全面否定するより、公僕として国民に役立たせること。

 その変化が、蟻の一穴でも構わない。弱い立場の人が、まっとうな意見を述べて、筋が通った結論へ至る。その積み重ねが、私たちの明日を変える。官尊民卑のバランスを崩し、システムを捉え直して、お役所の風通しが良くなるプロセス。そんなふうに考えたい。

 そうは言っても今回の急転は、ひとえに原告団の強い意思があったからこそ。最初の官邸からの提案を受けてたら、厚生労働省の責任は間違いなく有耶無耶にされた。声を出すこと、諦めないこと、その大切さを学んだ思い。国民主権を信じなきゃいけない。

 法令が制定されるまで予断を許さないが、一歩ずつでも暮らしやすい国へ近づかないと、日本の屋台骨が揺らいでくる。外国へ逃げるなら別だけど、この土地に骨を埋めようとするなら、自分の問題として関わり続け、政治に民意を反映させる意思を持続させる。

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