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2007年12月 6日 (木)

皆、大変なんだ

 ビジネス書の著者として活躍してた人から電話、旧知の出版社に新しい企画の件で相談したら、担当してた編集者は定年退職。面識のない編集者から内容に触れる前に、どのくらい買い上げられるか打診されたという。かなりご立腹のようで、愚痴を聞かされた。

 いろいろな背景があるけど、日本型経営の構図が崩れ、組織と個人の関わり方が違ってるから、売れ筋のテーマが変わってるのは事実。自費出版が盛んになり、それが書店にも流れてるので、数多くの出版社で、著者にリスク負担を求める傾向も強まってる。

 出版というメディアは、新聞やテレビなどのマスメディアに比べて、狭いところを掘り下げていく。私が出版社に勤めてた頃で、年間の書籍刊行は7万点、1日に200冊の新刊が出されてた。ロングセラーもたくさんあるから、新刊が店頭に残る確率は極めて低い。

 プログやらメルマガやら情報も溢れてるし、知名度の高い著者や話題になった本でなきゃ、なかなかお金を払って買う気になれないのかも。私にしても他人事じゃないが、目的は本にすることじゃなく、思いを伝えることだから、必ずしも本の形にこだわらない。

 先日刊行した8冊の営業テキストも、新しい形で伝えるためのひとつの試み。時代の流れに添いながら、言葉を発し続けるのが大事と思ってる。売れたら嬉しいけど、それだけが財産じゃない。道が閉ざされたら迂回路を探し、ひたすら前へ進むことしか考えない。

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