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2007年12月25日 (火)

お陰さまの発想

 草津温泉には18の共同浴場があり、誰でもいつでも無料で温泉を楽しめるが、備品を盗んだり、脱衣場で酒盛りしたり、浴場を汚したり、傍若無人の振る舞いが後を絶たないという。近隣の野沢温泉では13の共同浴場に鍵を掛け、深夜の利用を禁止してる。
http://www.asahi.com/life/update/1222/TKY200712220173.html

 温泉は大地からの恵みで、観光は大切な資源と考えてくれて、地元の人が好意で浴場を開放してる。維持するのに経費を費やし、清掃などは奉仕活動、たくさんの人に支えられ、気軽に湯浴みができるのに、どうして自分で自分の首を絞める愚か者がいるのか。

 昨今の世情を眺めてると氷山の一角、誰かがどこかで苦労してるから、恩恵にあずかってるという自覚がない。やってもらって当たり前、決められたことを守らなくとも、見つからなきゃ屁の河童。都合が悪い事態に陥っても、知らぬ顔の半兵衛でとぼけてる。

 あれこれ理屈を並べるより、私たち大人が自らを省みて、日々の行動を慎むのが最初の一歩。気に入らないことがあっても、人のせいにせず、自分ができる範囲で改善を働きかける。声を掛けて注意するのが最善だけど、下手すると問答無用で刺されるから厄介。

 自分の意見を主張するのは結構だが、前提となるのは人の言葉に耳を傾けること。自分を中心に地球は回ってない。隣近所があって世間は成り立ってる。当たり前のことを常識と呼ぶが、それを皆がわきまえる社会にしないと、遠くない将来に壊れちゃう。

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