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2007年12月22日 (土)

霊感商法って

 神奈川県警の現職警視が、霊感商法に関わってたと報道。取り調べの段階で神世界への信仰を明らかにしてるから、意図的な詐欺罪として立件するのは難しいような気がする。祈祷料や御札代など、通常の商取引の常識は適用されず、相互の合意が前提。
http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY200712210215.html

 芸術作品にどれだけの値を付けるか。一枚の絵が一億円と聞いて法外と思う人は、最初から寄りつこうとしない。欲しいと思う気持ちが強ければ、家屋敷を売り払ってもお金を工面する。一時間で描いた絵が一億円しても、誰も怪しまず、詐欺と疑われない。

 ニューヨークのマンハッタンを、オランダの西インド会社が、硝子細工など24ドル相当のガラクタと、ネイティブアメリカンと契約書を交わし、占有したのは有名な話。その後にイングランドに占拠され、ネィティブアメリカンの権利を主張する人はいなくなる。

 どのような物品でも、素材の集積でないのは当たり前。技術に対しては特許などで権利が保護され、付加価値の相場が決まってくるケースは多い。しかし精神的な付加価値は、受け取る人によって天と地ほどの開きがある。第三者はそこに口を挟めない。

 それだけに物品やサービスを買う側にも、責任と自覚を求められる。目に見えないものにいくら払うか、形として残らないものにどれだけの金銭を費やすか、明らかに騙してるのでなきゃ、お互いの合意に基づく結論。相場は常にシーズとニーズのマッチング。

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