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2007年11月 9日 (金)

目先の利益なのかな

 農林水産省の食品表示110番への情報提供が、10月は697件と前月の2倍以上、前年同月比では5培近く。ミートホープ社の偽装が発覚して以来、それまでの3倍近くに急増し、赤福がさらに拍車を掛けた。内部告発による密度の濃い情報も多いという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071108it05.htm

 食の安全に対する意識の薄さもあるが、それと同時に組織内で改善できない実態も伝わってくる。非正規社員を増やすことで、問題の発見から解決へのサイクルが、さまざまな分野で欠けてきてるような気がする。経営トップは当事者意識を養おうとしてるか。

 非正規社員の雇用は不安定だから、よけいなことを言わないようにする。たとえ間違ってると思っても、指示命令には逆らわず、改善を提案するような厄介は避ける。企業の目的は利益の追求だが、あくまでもプロセスを踏まえた適正な利益とわきまえているか。

 食品表示の不正と非正規社員の増加は無関係でなく、共に社会の一員としての自覚がなく、結果だけを求める自己中心的な経営者の発想。近江商人の三方良しの理念を説いても、それでは儲からないと一笑に付されるだろう。近視眼的な経営者が多いのかな。

 量の拡大より質の向上を優先し、日本は国際的に高く評価されてきた。それはこれからも変わらず、ますます強く求められる。どこで釦を掛け違えたか、正直者の頭に神は宿る。皆のために尽くした人が、結果として分限者になるのが古今東西を通じた基本原則。

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