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2007年11月23日 (金)

日本人のモラル

 ルールに違反してるかどうか以前に、上から下まで日本人の発想から、「お陰さま」という言葉が消えかけてるような気がする。この世に生を受けたのは両親のお陰、育まれたのは周囲の人のお陰、毎日暮らせるのはたくさんの人のお陰、感謝するのは当たり前。

 自分ひとりで生きてるわけじゃないから、慎ましく暮らせて余ったものは世間に対する恩返し。それが、ひと昔前までの日本人の常識だった。身の程知らずの散財は成金と賤しまれ、傍若無人の振る舞いは世間を狭くした。お互いがお互いを慈しんでいた。

 それがいつ頃か、周囲に飢えてる人がいても、ご馳走を貪るのを恥と思わなくなった。道に倒れてる人がいても、横目で眺めて通り過ぎるようになった。自分の行動が他人に迷惑でも、処罰されない限りは反省する必要もないと考える。それが時代の風潮なのか。

 私たちの世代を含め、親たちが子らに教えてこなかったツケが、今まさに突きつけられてるような気がする。嘘をついても、ばれなきゃセーフ。狡賢いヤツが得して、正直者がバカを見るだけじゃなく、狡賢いヤツが尊敬され、正直者が蔑まされる。

 勝った負けたと騒ぐより、お互いに良いところを認め、それぞれの身が立つようにしたほうが、皆が楽しく穏やかに暮らせると思うけど。成功した人は感謝の気持ちを形にして分け与え、失敗した人は何度でもやり直せる。そんな社会を日本人なら創れるのに。

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