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2007年9月26日 (水)

秋の風に吹かれて

 朝夕はめっきり涼しくなり、陽射しも柔らかくなってる。このところ書き仕事に追われて、なかなか机の前を離れられないが、近くを散歩するときなど、季節の移ろいを肌で感じる。秋の日は釣瓶落とし、夕闇が迫るのもあっと言う間。食欲も湧いてきた。

 秋に生まれたからだろうか、この季節は心が落ち着き、気力が満ちてくる。人と会うのが楽しくなり、学ぶ意欲が旺盛になる。ひとつ歳を重ねるごとに、ほんの少しだけ成長して、改めて道が遠いと痛感し、それでも次の一歩を踏み出せる季節。

 書く仕事は手作業なので、自分の思いを形にしたくとも、遅々として進まない。苛立ちを抑えながら、これだけは伝えたいと、読む人の想像力に働きかける。改めて読み直すと、何のことやらわからない。それまでの作業を捨て去り、心を新たに向かい直す。

 こうした蓄積が力になってると信じたいが、伝わる人もいれば、伝わらない人もいるのは事実。一所懸命にやってるのは、自分を勇気づけるため。紡いだ言葉がどれだけ通じるかは、問うた後でなければわからない。借り物の言葉では誤魔化したくない。

 もう少しで宿題は半分終わる。別の宿題を片付けた後で、残りの宿題に取り組むから、終わる頃には冬の気配かな。頭を悩ませ、神経を研ぎ澄まし、それが成果に結びつけば良いのだけど、結果を恐れずにチャレンジして、絞り尽くした後に違う風景が開ける。

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