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2007年9月29日 (土)

ワーキングプア

 民間企業で働く人の平均給与は、9年連続減少で435万円。年収200万円以下の人は、42万人増えて1023万人、年収1000万円以上の人は、9万5千人増えて224万人。格差は間違いなく広がっているが、常勤者が減っているのも紛れもない現実。

 働きたくないのか、それとも仕事がないのか、世帯の働き手は一人なのか複数なのか、国税庁の調査ではそこまで捕捉できない。でも単純に考えて、働き盛りの人たちが収入を得られなければ、税制や社会保険の基盤も揺るぐし、市場での購買意欲も刺激できない。

 社会主義体制を受け入れられないのは、理念は兎も角として、歴史的に検証された実態では、一部特権階級に利権が集中し、一般庶民は決して幸せになっていないから。自由競争と称しても、同じような結果をもたらすなら、自分で自分の首を絞めることになる。

 それぞれの能力も違うし、努力の質や方法も異なるから、単純な平等が良いとは思わないけれど、皆が納得して幸せに暮らす常識的なラインはあるような気がする。ひと握りの億万長者を生み出すことが、日本という国にとって、どれほど意味があることなのか。

 一所懸命に働けば普通に暮らせる。そこを担保できなければ先進国じゃない。雇用形態、労働分配率、改めて問い直し、勤勉な日本を取り戻さなければ無法地帯。犯罪の発生率も減らない気がする。欧米を真似るだけが、日本人を幸せにすると思えない。

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