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2007年9月25日 (火)

共に生きる

 TVを眺めていたら、軽井沢で熊や猿の被害。私が訪れるような見慣れた風景に、野生の月の輪熊が出没してる。農作物を食い荒らしても、法の規制があるから地元の人は手を出せない。脅かして山へ戻そうとするが、熊や猿も学習して効き目は薄くなってる。

 熊や猿にしてみれば、エリアを侵したのは人が先だし、元々エリアという概念もない。周囲に食べるものがなくなれば、餌を求めて移動する。人が作った物なのか、自然が恵んでくれたのか、それを判断することもない。容易に手に入ればそれを口にする。

 加速させたのは、観光客などのエゴ。見た目が可愛いというだけで、後先も考えずに餌を与える。生き物と付き合うには、死に際まで立ち会うのが基本。通りすがりに触れ合うべきじゃない。飼えなくなったペットを、山中へ放棄するなど言語道断。

 スポーツフィッシングなどと抜かして、日本中の湖にブラックバスを放った輩もいる。生態系が崩れて、人の生活にも影響を及ぼしてるのに、後は野となれ山となれ。自分を中心に世の中が回ってると、思い込んでる人が多すぎないか。犬や猫が嫌いな人もいる。

 共生という言葉の響きは美しいが、前提になるのは厳しいルールを守ること。どのようなルールにするべきか、現状を踏まえて捉え直すことが必要。その前に、お互いが心地良く暮らすには、何をすれば良いか、何をしてはいけないか、きちんと考えなきゃ。

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