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2007年9月 1日 (土)

関東大震災

 1923年のことだから、祖父母から聞いたり、本を読んだり、本当のところはわからない。現地にはいなかったけど、阪神淡路大震災のほうが、はるかに鮮明に記憶に刻み込まれてる。当時は東京で暮らしてた祖父母によると、さながら地獄絵図が繰り広げられる。

 浅草に十二階という建物があって、東京の人にとっては大阪の通天閣に近いシンボル。それが燃え尽きたのが衝撃。他にも丸ノ内のビルディングや数多くの官公庁が焼失し、死者、行方不明者は10万人以上、避難者も200万人近くの天変地異とのこと。

 朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマで、数多くの在日朝鮮人、韓国人が虐殺された。ラジオ放送もない時代だけに、パニック状態の大衆が、風評に突き動かされて鬼になる。大杉栄、伊藤野枝の夫婦が憲兵隊の甘粕大佐に殺されたのも、この混乱に乗じて。

 自然災害の脅威だけに思いを馳せず、戦前の闇をシッカリと胸に刻み込む。東京の復興は東京市長、後藤新平らによって成されたけど、失われたままのものも決して少なくない。私たちは平和に暮らしてるけど、100年前の日本はそういうわけにいかなかった。

 太平洋戦争も含めて、たくさんの先人たちが犠牲になり、そして骨身惜しまず努力して、今の私たちの生活がある。素直に感謝して手を合わせたい。それに報いるためには、私たち一人ひとりが尊重され、お互いに助け合い、穏やかに生きられる日本にすること。

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