« ネットカフェ難民 | トップページ | 叛逆天使 »

2007年8月30日 (木)

闇の職業安定所

 バーチャルを活用することで、リアルの可能性は加速度的に広がるけど、一歩間違えると犯罪の温床になるのか。って言うか、バーチャルであっても前提はリアル。自分の立場を明らかにして責任を負うことで、空間を跳び越えるのがバーチャルの掟。

 闇の職業安定所というサイトは閉鎖されてるけど、リアルとバーチャルが逆転してたのではないか。そこで何が起こっても、リアルへ落とし込まれても、現実感は湧かないような気がする。意識だけが独り歩きして、埴谷雄高の『死霊』の世界のような印象。

 批判するのは簡単だけど、どこで線を引くかは難しい。人を殺せば犯罪だけど、殺したいと思う気持ちは罰せられない。それを表すことでガスが抜ければ、平常心に戻るということもある。何よりも困るのは、誰の心にも小さな闇が潜んでること。

 それだからこそ虚構の世界へ迷い込み、自らの悪を昇華させるのだけど、今どきは小説を読む人もいないから、インターネットへ繋げることになり、妙な具合にリアルが巻き込まれるのかな。私のホンネを言えば、こうした自由は認めなくとも良いのでは。

 自分の言動に責任を負う。これが、すべてのコミュニケーションの基本と考える。自分が良くとも、同意を得ずに他人を巻き込むのは違う。自分で納得してなくとも、世の中で決まったルールには従わなきゃ。そこから逸脱すれば、公共の利益に反する。

|

« ネットカフェ難民 | トップページ | 叛逆天使 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/7731233

この記事へのトラックバック一覧です: 闇の職業安定所:

» 「殺さないでください…」朝日新聞拡張員、無視して惨殺…女性拉致殺害 愛知  [芸能 うわさ ニュース What's new!]
なぜ“携帯サイト男”らの犠牲に・・・言葉失う人々・・・   「殺さないでください…」 朝日新聞拡張員、無視して惨殺…   自首の無職男「命乞いの声、頭から離れず」・・・ 26日、携帯電話のサイト(闇の職業安定所→現在閉鎖)で知り合った男3人が死体遺棄容疑で逮捕された愛知、岐阜両県にまたがる女性派遣社員の拉致殺害事件で、遺体で見つかった磯谷利恵さん(31)の両手には手錠が掛けられ、 ... [続きを読む]

受信: 2007年9月 1日 (土) 15時36分

« ネットカフェ難民 | トップページ | 叛逆天使 »