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2007年8月29日 (水)

ネットカフェ難民

 厚生労働省の実態調査で、ネットカフェ難民が全国で5,400人。そのうち50代が23%と、いささかショック。ファミレス難民もいれば、路上生活者もいるのだから、帰る家がない人はさらに多い。皆が皆、世の中に背を向けてるとは思えない。

 働く意志も意欲もありながら、働ける場所がなかったり、それだけの報酬を得られなかったり、本人の努力が足りないと、簡単に切り捨てられるのか。私にはたまたま家があり、支えてくれる家族がいて、食いつなぐ仕事に恵まれてるだけ。境界線はあいまい。

 何度もやり直そうとしながら、再生の資金を消費者ローンに求めて、多重債務者になった人もいるだろう。仕事と寝場所を与えればそれで片付く問題じゃない。真面目にコツコツ働いた人が、人並みの生活を営めるのかどうか、そこが社会の公正を見定める基本。

 GDPがいくらとか、貿易収支がどうだとか、日本の国力を誇ったところで、幸せな人を減らすようじゃ意味がない。競争社会というのなら、ルールを見直し、不正をチェック。濡れ手で粟が正当化されたら、勤労意欲が失せるのは当たり前。

 難民と呼ばれなくとも、ネットカフェで朝を迎える人は、1日に6万人以上。仕事で遅くなっても、タクシーを利用できず、ビジネスホテルにも泊まれず、ファミレスやネットカフェで仮眠なのか。これじゃ人の心も荒むよね。責任者出てこい(人生幸朗風に)。

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» ネットカフェ難民、20代を中心に全国で5,400人 [ニュース【情報源】:芸能 ニュースや今日のニュース]
ネットカフェ難民(住所不定でインターネットカフェを泊まり歩く人)が全国で約5,400人もいることが、28日厚生労働省の実態調査で分かりました。年齢層としては20代が27%と最多で、50代も23%おり、高い年齢層にも広がっていました。このネットカフェ難民5,...... [続きを読む]

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