« わかりやすさ | トップページ | 織姫と彦星 »

2007年7月 7日 (土)

しつこいようだけど

 アメリカ政府の核不拡散問題特使という要職に就くジョセフ氏は「原爆が終戦を導き、何百万人の日本人の命を救った」と発言。新たに防衛大臣に就いた小池氏は「日本の見解と異なる」として、広島市長の秋葉氏は、明らかな不快感を表した。

 外務省の報道官すら、その歴史観に疑問を投げかけてるのに、内閣官房長官の塩崎氏は「個人的な発言なので抗議しない」と。民間人が口にしてることじゃなく、アメリカ政府の中枢からの発言。それを聞かない振りして、ウヤムヤにするのが安倍内閣の結論。

 冗談じゃない。人類史上稀に見る暴挙を正当化するばかりか、殺した同胞の日本人を救ったなど、武力を背景にした傍若無人も極まれり。日本を代表する政府なら、公式にアメリカ政府に苦言を呈して、お互いに理解を深めるべきじゃないか。それが友好だろ。

 長いものに巻かれて泣き寝入り、当たらず触らずその場凌ぎ、それが通用する時代じゃないことくらい、優秀な大学を卒業して日本をリードする自負があるなら、とうの昔にわかっているでしょ。アメリカとの関係は大事だが、闇雲に追従するのが最善策なのか。

 本気で核廃絶を目指すなら、歴史的事実から目を背けず、過ちを認めなければ動き出せない。広島市民も長崎市民も恨み言をぶつけてるわけじゃなく、世界中の人が悲惨な結果を招かないように祈ってる。舌先三寸で誤魔化そうとするのは傲りでしかない。

|

« わかりやすさ | トップページ | 織姫と彦星 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/7055506

この記事へのトラックバック一覧です: しつこいようだけど:

« わかりやすさ | トップページ | 織姫と彦星 »