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2007年7月 1日 (日)

生煮えのまま

 会期延長した国会で、改正国家公務員法、社会保険庁改革法、年金特例法を強行採決。参院選の投票日を1週間ずらして、多額の税金を費やすのだから、5日間も余すくらいなら、きちんと審議してほしかった。素人の私が見ても抜け穴だらけの法案で成立。

 壊滅状態の自民党を救ったのは、「自民党をぶっ壊す」と発言した小泉前総理。改革を旗頭に掲げ、郵政民営化で民意を問い、圧倒的多数の支持を得て誕生したのが安倍内閣。しかし政治の流れは、明らかに数の横暴。小泉氏が批判した旧態依然の自民党の体質。

 官僚に対しても、国会議員に対しても、既得権を擁護する甘い内容。松岡大臣を自殺へまで追い詰めた反省は、ほとんど窺えないと感じるのは私だけなのか。社会保険庁を民営化することで、年金は保証されるのか。責任を先送りして、国民へ押しつけないか。

 今の政党政治では、選挙をやればどこかが多数派になる。しかし少数党派の国会議員も、国民から選ばれた代表者。安倍内閣の論理に従えば、その人たちを選んだ国民の意見は切り捨てられる。自民党に投票した人だって、専制を許した覚えはないだろう。

 私利私欲に走らず、頑迷に陥らず、虚心坦懐に国政に臨む。それは、ないものねだりなのか。一人ひとりの国会議員は、地元に帰れば信望も厚く、立派な人材に違いない。初心に戻って、国民に尽くすのが、国会議員の役割と思い直してほしい。

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