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2007年6月25日 (月)

コンプライアンス

 法令遵守と社会的要請への適応。企業の社会的責任を問われる時代に、改めて突きつけられてるみたいだが、モラルハザードとも密接に関わって、実のところ悩ましくも根が深いテーマ。第三者の目で見れば当たり前のことが、当事者同士ではそうとも限らない。

 組織を運営するには権限を委嘱して、特定の個人に決断を任せるのが通例。あくまで業務を推進するための機能だが、パワーバランスが偏ってくると、コミュニケーションにも影響を及ぼす。社会的要請を背景に正論を主張しても、力が伴わないと通用しない。

 悪いとわかっていて、手を染める確信犯は少なくて、置かれた組織の環境や風土で、結果としてコンプライアンスに違反する。世間一般の常識より、自らを利する選択肢を優先し、無理矢理にでも許容範囲内と思い込む。それくらいのことなら誰でもやってる。

 法令に違反してるなら公的制裁を受けるが、そうでなくとも社会的要請に応えてなければ、市場から淘汰される確率は極めて高くなる。でも、それは明らかにされた場合で、水面下で推移するケースも多く、法令そのものが不備なことも。バレなきゃ良いってか。

 率直に言ってしまうと、事実は露呈する時代を迎えてる。自らの行動スタイルが適正か否か、検証しておかないと、とんでもないことに。さまざまな事例を他山の石にするだけでなく、第三者からのチェックを受けるのが、これからもうまくいく転ばぬ先の杖。

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