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2007年4月 8日 (日)

公園を歩いて

 桜のきれいな稲荷山公園を観てから、遠回りして智光山公園へ。私たち夫婦は、ここで散歩するのが好き。どうしてなのかを考えると、自然を採り入れながら手入れが行き届いてるから。他の公園は人工的なものが多かったり、自然なまま放置されてたり。

 智光山公園を散策すると、数カ所で年長の人たちが、熱心に作業する光景と出会う。除草したり、伐採したり、もちろん清掃もこまめ。犬を連れてる人もリードを手放さず、行き交うときには手元に引き寄せる。一人ひとりが市民の森として大切に扱ってる。

 半周を歩いたところでベンチに座り、妻が持参したお握りを頬張る。枝垂れ桜が目の前、日の光が柔らかく、お昼前なのに平らげてしまった。ゴミ箱はないから、卵の殻やらサランラップやら、当たり前のように持ち帰る。きれいな場所は、そう簡単に汚せない。

 近隣の街と比べて、狭山市民の品位が高いとは思えないから、やはり公園を管理する意識の違い。随分と昔にヨセミテ国立公園を訪れたとき、同じような印象を抱いた。ありのままの自然では、私には手強すぎる。人の手がやさしく加えられて丁度良い。

 こうした匙加減がわかってくるのが、歳を重ねてきた知恵に違いないが、翻って自分自身を問い直してみると、声高に正論を振りかざしてないか。皆にそれぞれ可能性が秘められ、素晴らしいところがたくさんあるのだから、それを素直に認めることが大事。

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