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2007年4月12日 (木)

爺の哲学

 人は誰でも完璧じゃないから、その気になれば批判するのは簡単だけど、口から吐いた言葉は元に戻らず、同じ強さで自分を斬りつける。そのくらいのことはわきまえ仕掛けないと、言葉が軽く宙に浮いてしまい、誰からも信頼されないことになる。

 そうは言っても自らを省みず、批判せざるを得ないこともある。それは相手が圧倒的に強く、放置したら押し流されてしまうとき。蟷螂の斧かもしれないが、倒されるにしても一太刀浴びせ、自らの思いを明らかにしておきたい。玉砕しても良いじゃないか。

 この辺りのバランスが、いささかおかしくなってる。弱い相手に全力でぶつかり、強い相手には沈黙を守る。挑まれたからといっても、相手と自分の力を測り、勝てる相手なら闘いを回避し、自分の味方になるよう諭すのが賢明な策。味方は多いほうが楽だもん。

 若い人は血気に逸って、自分の正義を貫こうとするが、私たち爺の目で見ると、調整できる余地がいくらでもある。握手できる相手と闘ってたら、自分で世界を狭くするだけ。だからといって意見も主張できないようじゃ、自分の居場所なんて見つけられない。

 志を高く掲げ、それでいて謙虚に素直に歩む。それが、歳月を重ねて私の腹に落ちた流儀。ものごとの本質に近づくには、われ以外皆わが師。孫娘から教えられても、有り難いと受けとめたほうが、間違いなく自分を成長させられる。でも、闘うときは闘うよ。

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