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2007年3月24日 (土)

訪問販売の難しさ

 国民生活センターが全国の既婚女性3千人を対象に、訪問倍に対する調査を実施して1,800人から回答を得る。それによると過去1年間に訪問販売の勧誘を受けたのは77%、帰ってもらうのに苦労したのが32%、怒鳴られたり暴言を吐かれたのが5%、断れずに契約したのが5%。

 その結果、57%が訪問販売の原則禁止を求め、依頼に応じて訪問すべきと考えてる。共働きで不在の家庭も多いから、面談できると粘りたくなる心情もわかるが、自分で自分の首を絞めてる営業マンが多すぎる。場の空気を温める前にムリヤリ商談へ突き進めば、コミュニケーションは成り立たない。

 それでなくとも納得して契約しても、後になって家族からの反対を受ければ、翌日にはクーリングオフされるのが訪問販売。お客さまが心の底から感謝して、よくぞ訪問してくれたと思わせなきゃ、営業マンの目的は達せられないし、会社にとっても利益をもたらさない。当たり前の話じゃないか。

 下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、そんな時代はとうの昔に幕を下ろしてる。地域へ攻め込む前に戦略を立て、撒き餌を準備しとかないと、強行突破しか策を選べない。訪問販売はface to face、きめ細かさが持ち味なのに、粗雑な言動では認知されるわけがない。基本から勉強し直さなきゃダメ。

 インターネットが普及して、大規模店舗の数も増え、お客さまはいつでもどこでも、自由に何でも買えると勘違い。そうではないと気づかせて、新しい価値を発見させるのに、今のシナリオで間に合うのか。営業マン一人ひとりを教え育ててから送り出さないと、会社の屋台骨も揺らいでしまう。

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» クーリングオフって何? [クーリングオフ@情報バンク]
クーリングオフとは、特定の取引について、一定の期間内であれば消費者と事業者との間で行われた申込みや締結した契約を、無条件で理由がなくても撤回・解除できる制度のことをいいます。例えば、・訪問販売で高額な浄水器の契約をしてしまった。・契約書を見たけど難しすぎて、よくわからないでハンコを押してしまった。よくよく考えると契約しないような商品でも、その場の雰囲気で契約してしまったというようなことが悪徳商法などでは多いそうです。消費者に頭を冷やしてよく考える期間を設け、契約解除の機会を与...... [続きを読む]

受信: 2007年4月 7日 (土) 22時02分

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