« 全学連が座り込み | トップページ | 訪問販売の難しさ »

2007年3月23日 (金)

新卒採用増の意図

 朝日新聞社が大手企業100社を対象に、来春の新卒者採用計画を調査。それによると増やすのは41社、前年並みが37社、未定が15社、減らすのは僅か7社、今春の新卒採用者が増えてるから、全体の傾向としては高止まり。団塊世代の大量定年もあるが、やはり好景気が背中を押してる。

 そうは言っても働く側は、単純に喜んでもいられない。別の調査で今国会での法案提出を見送られたホワイトカラー・エグゼンプション(WE)について、44%の大手企業が将来の導入に向けて前向きな姿勢。消極的な企業はわずか11%で、これからの働き方として必要不可欠と考えるのが大勢。

 就職後3年未満で辞める若者が増えてることもあるが、企業の側でも甘やかすつもりは毛頭なく、戦力として機能する人材が淘汰されていくという発想。キャリアに応じた成果を求めるのは、当たり前と言えば当たり前だけど、そこへ至るプロセスをどう教えるかが本当の課題。そこには誰も触れない。

 一方で定年を迎える団塊の世代には、長いセカンドライフが待ってる。年金の受給年齢の問題などもあるが、できることなら働ける限りは働きたい。それも自分が望む形で、自分のペースで。でも、そこへどう行けば良いのか、適切に導いてくれる人がいない。時間ばかりが過ぎていきかねない。

 どうやらこれからの時代は、どこで働くにしても、自分のスタイルを築き上げるのが大事。人はそのままで熟成するのでなく、教えられることで初めて育つ。個人でも組織でも、その重要性に気づけば、間違いなくアドバンテージを取れる。自分を成長させる志だけが未来を切り開く。

|

« 全学連が座り込み | トップページ | 訪問販売の難しさ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/5784318

この記事へのトラックバック一覧です: 新卒採用増の意図:

» 団塊世代の再就職は厳しい状況が続く! [【団塊世代の退職後のシルバーライフは?】]
団塊の世代の退職が始まります。60歳定年制であっても、勤めていた会社に再雇用される人には無縁な再就職活動ですが、再雇用にはかなり厳しい現実が待っています。経済的に余裕のある人は別として、多くの人たちは経済的な理由から、厚生年金の支給年齢である65歳までは仕事を続けたいと考えているはずです。しかし、世の中そう甘くはないようです。団塊世代の再雇用は以前厳しい。2007年の3月17日に、ハローワークで私が、調べてみました。... [続きを読む]

受信: 2007年4月 1日 (日) 15時50分

« 全学連が座り込み | トップページ | 訪問販売の難しさ »