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2007年2月 2日 (金)

政治と金

 自民党旧橋本派のヤミ献金事件で、検察側証人として出廷した元会計責任者が、金銭出納帳を独断で破棄したことを津島雄二議員に報告したと証言。すでに有罪が確定してる証人の発言に説得力を感じるが、今では派閥の長の津島議員は言下に否定、中心人物の橋本氏も鬼籍に入り、またしても藪の中。

 一方で日本有権者婦人同盟は、伊吹文部科学大臣と松岡農林水産大臣の罷免を、安倍総理に対して文書で申し入れる。理由は言うまでもなく事務諸費問題、政治資金制度浄化の法改定も要請。柳沢問題で揺れる国会だが、不透明な金の使途は見識のない人でも権力の中枢に座れるということか。

 こうした問題が生まれるたびに、聞かれるのは政治に金が必要という声。私たちも馴らされて、そういうものかと思ってしまう。でも、論議を重ねるなら国会が舞台、料亭で政党同士が裏取引するなら、選挙なんて権力の横暴を追認するセレモニーに過ぎない。そう思う人が多いから投票率が下がってる。

 ここらで発想を切り換えて、良いことも悪いことも、硝子張りでやってみたら。自民党と共産党が握手しても、今の時代なら訝らない。既得権の交渉以外なら、国民は納得してくれる。人目を憚りやることは、基本的に後ろめたさがある。それを政治的手法という言葉で取り繕わないこと。

 政治家は冠婚葬祭にも欠礼し、政見と実績だけで信を問う。国会では意見だけを闘わせ、最も合理的で公正なものを採択。早い話、学級会レベルにしたら。高尚でなくとも、シンプルでわかりやすければ良い。それで、具体的にどのくらいのお金が必要か、正々堂々と主張すれば。

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