« 少しは変わるかな | トップページ | 極まれり »

2007年2月15日 (木)

軽すぎないか

 福井県敦賀市の民間廃棄物最終処理場に、全国最大規模の廃棄物を違法搬入、容疑者は福井地検に書類送検されたと報じられてる。廃棄物の量は110万立方メートルで許容量の13倍、漏れ出す汚水が河川に流入し、県からの改善命令にも従わなかったという。新年度からの対策に102億円を投じる。

 容疑者の会社は経営破綻を来してるというが、途中のプロセスも含めて処分が軽すぎる。確かに廃棄物の問題は重要で、誰かが引き受けざるを得ないが、ほとんどの処理業者はルールに従ってる。そうすると環境対策などにコストがかかり、儲けが薄くなるのが悩みの種。この傾向は強まってる。

 その一方で、違法業者が後を絶たないのも事実。廃棄物を出す側は、目の前から見えなくなれば安心する。人里離れた山奥に捨てたら、誰にも迷惑を及ぼさないと勘違い。ところがどっこい、自然は循環し繋がっていく。私たちも自然の一部だから、緩慢に殺されていくということだ。

 言ってしまえば違法な廃棄は、自然を破壊し人を殺す。それは個人が家電を裏山に捨てても同じ。環境に悪い影響を及ぼし、巡り巡って自分の首を絞める。それだけの罪を犯したら、相応しいだけの罰を受けるのが、人と人が営む社会のルール。財産を没収され、生涯を牢で過ごしても不思議じゃない。

 容疑者は50代半ばを筆頭に6人と報じられてるが、この人たちがやり直せるようではいけない。割に合わないと知らしめ、真似する人が現れないように、厳罰に処するのが妥当じゃないか。社会を壊す人たちを甘やかし、善男善女を苦しめる。この国はどこか螺旋が緩んでる。

|

« 少しは変わるかな | トップページ | 極まれり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/5345117

この記事へのトラックバック一覧です: 軽すぎないか:

« 少しは変わるかな | トップページ | 極まれり »