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2007年2月11日 (日)

ブランドの力

 関西テレビが総務省に提出した調査報告書を受け、管総務大臣が痛烈な批判をしたのは、極めて正常な反応。どこが取材し制作したにせよ、それは関西テレビの内部事情。視聴者は関西テレビやフジテレビを信頼して、情報を確かなものとして受けとめる。それがわからないメディアでは困る。

 どのような製品でも、細部まで一貫して自社工場で生産する企業は少ない。国内の協力企業だけでなく、海外まで部品を発注し、すべてを点検した後に自社のブランドを刻印。どこかに不良箇所を発見されても、発注先に責任を転嫁せず、ブランドとしての責任を負うのは常識。

 たとえば本の内容がデタラメで、それを制作したのが編集プロダクションでも、問われるのは著者と出版社。一度でもこうした問題を起こした著者は、マトモな出版社からは相手にされない。きちんと弁明し謝罪しない出版社は、何を出しても読者から認めてもらえない。

 組織が大きくなって、管理が行き届かないとしても、それは言い訳にしか聞こえない。情報を扱う企業が、その真贋を見抜けなければ、存在理由を根本から失うのは明らか。コストと時間を削減すれば、ブランドの力で利益は増幅するが、どこかで破綻を来すのは当たり前じゃないか。

 出版や放送、新聞などのメディアは、社会に対して強い影響力を及ぼす。それだけに無償でも情報を提供したい人は多く、それを利用すればメディアは濡れ手で粟の大儲け。大衆はメディアを信用して踊らされる。でもね、いつまでも欺かれてると考えたら、甘過ぎやしませんか。

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