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2007年1月20日 (土)

大人の都合

 伊吹文部科学大臣が、公立小中学校の完全週休2日制について、検討する考えを明らかにした。導入する際にもさまざまな疑問が発せられてたけど、子どもの自主性を育てたいという大義名分が通り、その実は教職員が世間並みに土日を休みたいといったところ。だから夏休みも減らなかった。

 子どもにしてみれば、土曜に登校と決まれば従うし、休日ならそれにも従う。素直な気持ちでルールを守ろうと考えてるから、自分の理屈を押しつけようとしない。そのように見えたとしたら、それは親の意見を代弁してるだけ。いつだって、教職員や保護者に振り回されてる。

 そもそも義務教育の目的とは何か、根っこのところを問い直さず、声の大きい人の意見に左右されるから、肝心要の日本の未来まで迷走する。小中学校は高校の予備校ではないし、知識の習得だけが学習ではない。偏差値の高い高校への進学を、唯一の目的にするのが間違ってる。

 中学校を卒業した段階で、社会人として生きられる基礎的な力を身につける。そのための知識であり技術であり、ものの見方考え方を求めれば、それ以上に学びたい人が高校なり専門学校なり、それぞれの判断で進めば良い。人との付き合い方や、常識やマナーを覚えるのが大切。

 社会人としての生活習慣を身につけるなら、夏休みも長すぎやしないか。児童の体力もあるから、学年が進むに連れて短くし、中学3年生なら1週間もあれば充分。そんな考え方もある。教育を改革するなら、そのくらい自由な発想で、子どもたちに次世代を担わせることに主眼を置かなきゃ。

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