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2007年1月 2日 (火)

どう仕掛けるのか

 大阪信用金庫がまとめた今年の業況予測調査で、業績は好転しそうだが景気回復を実感できる状況でないと、取引先の中小企業1577社の経営者から回答。業績予測で良くなると回答した企業は23%、逆に悪くなると回答した企業は18%、景気拡大を実感してるのは4%、実感してないのが57%。

 比較的好況感があるのは、地価上昇で取引が活性化してる不動産業や建設業。苦しいと感じてるのは大型店舗に客足を奪われる小売業や飲食業。原油や鉄鋼など原材料のコスト増を危ぶむ声も多く、利益予想も減少が増加を上回る。大阪での調査結果だが、全国レベルではさらに厳しいだろう。

 課題になるのは、こうした現実の中で、どのように生き延びていくのか。自社の持ち味はどこにあるのか、それは市場で優位性を保てるのか、顧客に伝えるためにはどのような演出が必要で、そのためにどれだけのコストを掛けられるのか。座して待つだけでは、小は大に呑み込まれざるを得ない。

 自社の力だけでは及ばなければ、誰とどう繋がるのか、どこで合意を得られるのか。真剣に問い直さなければ、昨日の延長線上に明日は訪れない。経営者が決断のタイミングを遅らせれば、実効の確率は低くなるだけ。仕掛けられるときに仕掛けなければ手遅れになる。

 変化の激しい次代は、チャンスにも恵まれてる。活かすも殺すも、経営者の腹ひとつ。自らを取り巻く環境を嘆いても、問題はひとつも解決できない。アグレッシブにビジョンを掲げ、誰よりも経営者が未来を信じなければ、人を巻き込み動かせない。扉を開く鍵は間違いなくある。

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