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2006年12月14日 (木)

道路特定財源って

 来年度の道路特定財源の税収は3兆5千億円、予定している道路を建設しても5千億円余るから、その半分を一般財源化するという。聖域なき構造改革を推し進めると言えば聞こえは良いが、その前に原資は受益者負担という事実を忘れていないか。不公平な税収はスルーされている。

 自動車重量税もガソリン税も2倍以上の暫定税率、アクセスの整備を急ぐために緊急発動されたままで、いつの間にか見過ごされてしまっている。モータリゼーションの進展と共に、道路も必要とされたには違いないけど、不透明な建設費の使途は周知の事実として問題視されている。

 大切なのは道路を建設するか否かでなく、必要な道路を適正な予算で建設すること。その間に私腹を肥やす人を認めないこと。使うことが目的で、建設そのものを自己目的化しないこと。交通量が少なくとも、陸の孤島にしないために、開通させる道路はあっても良い。

 それと同時に配慮すべきなのは、公共交通機関への優遇措置。利用客の少ない地方のバスを、経済原則だけで路線を廃止させたら、困ってしまう人はたくさんいる。アクセスの整備を目的とするなら、道路特定財源の中からサポートするという手もある。国税なのだから、国全体を視野に入れるべき。

 税金は少ないほうが嬉しいけれど、合理的な理由があれば納得できる。ところが暫定税率をウヤムヤにしたうえで、既得権者の財布代わりにされるのじゃ、文句も出ようというものだ。日本を良くするために選ばれた代議士なら、日本の国民が幸せになることを一番最初に考えてほしい。

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