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2006年12月25日 (月)

再チャレンジできる

 東京都が来年度から始める再チャレンジ支援、わかりやすく具体的で全国で初めての試み。政府の再チャレンジ支援に、強い影響を及ぼすに違いない。対象になるのは消費者金融からの借金に苦しむ多重債務者や、ドメステックバイオレンスの被害者で再出発の意欲がある人。

 多重債務者だからといって、誰もが恩恵にあずかれるわけじゃない。ギャンブルや無計画な生活が原因なら、自己破産を勧めて再チャレンジ支援の対象としない。他人の連帯保証人になったり、病気で働けなくなったり、真面目に働きながらも地獄に堕ちた人だけを救済する。まるで「蜘蛛の糸」。

 カウンセリングから始まって、生活再建の計画立案を作成し、必要なら弁護士や司法書士を紹介し、利子を払いすぎているなら残高を減らす手段をアドバイス。そのうえで融資が必要な人に限って、東京都社会福祉協議会に設ける基金から、最高200万円、年利6〜9%で貸し付け、6年以内に返済。

 DVから逃れて保護施設に入所した人や、親の死や失業そして虐待などの理由で、児童養護施設に入所した人には、自立に向けた転居や仕事に活かす技能習得のための資金を融資。目的ごとに貸付額は異なるけど、最高で30万円、年利3%、3〜7年で返済。こちらも対象になるのは自立心がある人。

 都税を注ぎ込むのだから、納得できる境界線は必要。計画としては歓迎すべきものだが、問題になるのは実際の運営で、どこにガイドラインを引くのか。それと同時に会計の明朗さ。それらをクリアしたら、救われる人たちがたくさん現れる。こうしたことを実現するのが、本物の政治じゃないか。

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受信: 2006年12月28日 (木) 22時06分

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