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2006年10月30日 (月)

国を守れるのか

 安倍総理大臣は海上自衛隊の観艦式で、防衛庁の省への昇格に全力を尽くすと明言。TV番組で見せる穏和な表情と対照的に、鷹派の面目躍如というところか。すでに日本の防衛予算は5兆円、世界3位の軍事費。在日米軍は全国で139施設、思いやり予算は2,300億円を超える。

 四方を海に囲まれた日本には、さまざまな地点からの進入が可能。領海、領空を含めたら、一概に防衛機能を否定できない。全国で災害地の復旧に、誰よりも貢献したのも自衛隊。戦後のプロセスをたどれば、防衛庁がそれなりの役割を果たしてきたことに異議を唱えるつもりはない。

 しかし在日米軍も含めて、平和を維持する費用として、年間%兆円を注ぎ込むのは不可解。防衛庁が防衛省になれば、さらにこの額は膨れ上がる。核兵器を装備するか否かを論議するより、現在の核保有国も含めて、地球上から核兵器を根絶させるのが日本の役割じゃないのか。

 格差社会が進行して、生活保護を受けられない人がいる。社会福祉の予算が削られ、介護を受けられない人がいる。医療費の負担が増大し、病院へ通えない人がいる。軍事費のすべてを差し出せとは言わないけれど、この人たちを守るのが日本政府の仕事じゃないか。

 国を守るとは、どのようなことなのか。有事の際に指導者層や富裕者層を隔離し、日本という国名を維持することなら、軍事費の膨大はやむを得ないだろう。でも、国民を守ることが目的なら、やり方は他にあるでしょ。万骨枯れて将を成す発想はウンザリ。防衛庁は国民と共に歩め。

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