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2006年9月18日 (月)

ペットは家族か玩具か

 飼い主から犬や猫を引き取り殺処分するのに、従来の無料から有料へ切り換える自治体が増えてるという。今年も10増えて現在は53の自治体が有料、全体の半数を超える。野良犬などの捕獲も含め、そのうち9割以上、全国で年間36万匹が殺されてる。山などへの放棄も後を絶たない。

 一方では食事や住環境だけでなく、あらゆる場面で人と同じサービスが提供され、ペットをわが子のように愛する人も増えてる。共に暮らすことで、癒されてる人がいるのは事実。生まれてから死ぬまで面倒を見て、飼うマナーも近隣に迷惑を及ぼさない。そうした人たちも決して少なくない。

 どちらにしても忘れてならないのは、生命の宿る人とは異なるもの。人の社会で共生するなら、そこに悪い影響を及ぼさないようにして、飼い主が最後まで責任を持つのがルール。飼い主にとっては家族でも、それを苦手とする人もいれば、アレルギーなどの症状を起こす人もいる。

 まして遊び気分で飼って、気紛れで捨てるなど、生命に対する冒涜であり、決して許されない行為。犬や猫に限らず生き物を飼うには、関わり続ける覚悟を求められる。目に見えないことでも、現実に起こってることはたくさんある。捨てた生き物は、保護を失い死ぬしかない。

 人が生きるだけでも大変なのに、ペットを飼うのは他の生命を抱え込むこと。それが自分にできるのか、問い直すことが必要不可欠。代金さえ支払えば、お店はペットを売ってくれるが、それから後はすべて飼い主の責任。犬や猫を嫌う人もいる世の中で、最後の最後まで庇いきれるか。

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有料化にするだけでは根本的な解決にはなりません・・・ [続きを読む]

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