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2006年9月20日 (水)

横紙破りの現実

 ロシアの天然資源省は、シェルが中心になり日本の三井物産や三菱商事も出資する石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」に対し、環境法違反を理由に事業中止を決定した。そうなのかと思ってたら、事業中止は計画を取り止めることではないというからややこしい。

 ロシアの狙いは自国企業の出資比率を高め、権益を拡大したいのは明らか。この國はソ連邦の時代から、終戦間際に日ソ不可侵条約を破って、樺太、千島列島を領土にした前歴がある。他国企業に土を耕させ、種を蒔かせ、収穫の時期を見計らいのこのこと現れる。言っちゃ悪いが常套手段。

 私は日本に軍隊は要らないと考えてるが、在日米軍の傍若無人な要求や、今回のロシアの横紙破りなど、舐められてる現実を突きつけられると、憲法を改正し正規軍を保有する主張にも、一理あると思わざるを得ない。交渉のテーブルで武器をちらつかせる國ばかり。

 その一方で考えるのは、日本は外国に頼らず暮らすことはできないか。武力を背景とせず話し合える國とだけ付き合うことはできないか。土地を有効に活用し、賄えるものはできるだけ自国で賄い、外を羨まず、足りるを知る。そうした意識へ切り換えないと、日本人は幸せになれないような気がする。

 明治時代以来、欧米へのキャッチアップが、唯一の目標だったから、そう簡単に新しい価値を創り出せないが、それでも従来の発想に捕らわれてると、国土の狭さと天然資源の少なさは、どのようにしても克服できない課題。そろそろ別の視点から、日本の可能性を探り出さなきゃ。

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