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2006年9月10日 (日)

切れる原因なんて

 文部科学省は来年度の概算要求に1億5千万円を盛り込み、切れる子の原因を探るために定点観測を実施する方針。食事や生活習慣、家庭環境など追跡するそうだが、調べなくったってわかってることはたくさんある。民間や学界の研究成果もあるのに、どうしてそうしたものを活かさないのか。

 普通に考えて第一の原因は、ガマンしなくて済む世の中になったこと。欲しいモノはすぐに与えられて、ひと昔前なら家族と共有してた電話まで、今では小学生が携帯を持つ時代。夜中に喉が渇いてもコンビニは24時間開いていて、世帯の収入はダブルインカムだから、たいていのことはお金で解決。

 それに加えて先生や親を軽く見てる。これは大人たちの問題。教育現場の荒廃や制度の不備もあるけど、それ以上に歳を重ねても成熟してない人が多すぎる。飲酒運転やわいせつ行為、ちょっと考えれば子どもにもわかる不祥事を起こし、毅然とした態度をとれない大人を、子どもは見透かしてる。

 食事についても言及されるだろうが、バランスが悪いのは皆が知ってる。ファーストフードや加工食品、たまに食べるなら良いのだが、主客逆転した食卓で餌を補給されるだけ。自然の食材を用いて、母親が手作りして、一家団欒の風景が、いつの間にか忘れられてないか。

 男も女も働く時代なら、社会で子どもを育てる工夫も必要。権利ばかりを主張せず、他人に世話してもらったら感謝して、無償の奉仕でお互いに補い合わねば、問題を解決できるわけがない。いつの時代にも親たちは、子どもを中心に生活を設計し、次世代に希望を託してきた。

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