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2006年8月21日 (月)

未だに振り込め詐欺

 私が暮らす埼玉県では、オレオレ詐欺の被害が増加。県警の発表によると今年の1月から6月まで354件、被害総額は6億4千万円。昨年同期は283件、3億6千万円というから、随分と増えている。会社の金を使い込んだとか、痴漢の示談金が必要とか、情報収集も念入りらしい。

 振り込め詐欺全体では602件と、昨年より26%減ってるが、被害総額は8億8千万円で昨年より2億7千万円増えている。ちょっとした産業規模の金額が、埼玉県内だけで動いてる。アダルトサイト使用料などの架空請求、融資の保証金詐欺などは、昨年より大きく減ってる。

 恐ろしいのは刑事犯罪全体の発生件数は66,249件と若干減ってるが、検挙率は24%しかなく、全国44位。全国平均でも30.5%の検挙率というから、悪いことをしてもなかなか捕まらないのが実情。新聞やTVで報じられてるのは、氷山の一角と思い知らされる。

 国際的な犯罪も多く、手口も巧妙になっているけど、人を騙しても枕を高くして寝られるご時世。これに合法の範囲内でもモラルに反したビジネスや、立件されてない詐欺商法など加えると、ぼんやりしてたら尻の毛まで抜かれ、正直者は素寒貧にされてしまう。

 そう考えると私の父が、昨年オレオレ詐欺の電話を受けて、私が87万円の借金を払えずに、肩代わりしてくれと泣き込まれたとき、「私はそんな息子を育てた覚えはない」と、一喝したのは立派。もう少し身内を信じたら、被害も減るのかもしれないが、それにしても厄介な話。

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