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2006年7月22日 (土)

世襲は是か非か

 ここのところハマッてるのが、日テレ金曜日20時からの、爆笑問題のバラエティ番組。今夜は二世議員を認めるなというテーマ。二世議員が大挙出演してたから、結果は最初からわかってたが、そのやり取りはおもしろかった。国会議員に限らず、世襲は思ってるより多い。

 落語や歌舞伎の世界も世襲だが、生まれたときから環境に馴染み、芸を磨ける利点がある一方で、閉ざされた世界になりがちで、新しい才能は受け入れられない。言われてみると落語が衰退し、漫才やコントに人気が集まるのも、この辺りに一因があるのかもしれない。

 だけど落語家には、誰にでもなれる。ひと昔前の名人と呼ばれた人たちは、必ずしも親の跡を継いだわけじゃない。そこで思い当たるのが、既得権を得てること。林家正蔵など親の七光りだけで、ろくな芸もできずに札びらを切ってるのは有名な話。貧乏で芸を磨いたことなど金輪際ない。

 これが政治家ともなると、話は深刻で、世情に疎いまま先生になり、当選回数が多いので要職を務める。金に苦労したことなどないから、役人の給料を高いとも考えられず、庶民の生活の苦しさも想像できない。そうした人たちが、日本のルールを決めてるというわけ。

 会社にしても、同族経営を前面に出すと、優秀な社員が去っていく。ひと昔前に比べると、日本人は既得権を無前提に承認しなくなってる。この傾向はこれからますます強まるに違いない。世襲が良いか悪いかを問う前に、公正な競争を実現できるかどうかを検証すること。

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