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2006年7月13日 (木)

何を言ってるのやら

 朝日新聞によると北九州市の指定暴力団が、市の教育委員会に対して、暴力団追放ビデオを中学校や高校で上映すると、子息が苛められる恐れがあり人権侵害になると、中止するように申し入れていたという。ちなみにビデオはドラマ仕立てで、制作したのは福岡県警とのこと。

 今までに自分たちは、ガキの頃から世間に迷惑を掛け、泣き寝入りしてる被害者たちもたくさんいるだろう。面白半分の恐喝だとしても、脅された人の心は一生傷つく。覚醒剤や麻薬、売春など、暴力団が絡んだ社会悪は根絶せず、それをきちんと知らせて伝えるのは大事なこと。

 わが子が可愛いなら足を洗って、正業に就くのが筋だろう。苛められるのがイヤなら、今までの被害者たち一人ひとりに、土下座して詫びて回るが良い。任侠映画ではあるまいし、一般社会と隔絶し、渡世の道を歩んでいるわけじゃない。自らが撒き散らした害毒をわきまえることだ。

 こうした意見に対して、開き直る覚悟があるから、暴力団に籍を置いてるなら、基本的に家庭を営むのが間違い。妻子はすでに泣いてる。誰が見ても本末転倒な振る舞いに、教育委員会や警察はどう対処するのだろうか。わけしり顔で上映を中止したら、裏で繋がってると思われても仕方ない。

 盗人にも三分の理があり、暴力団員も人の子。それはわかったうえで、誰もが自分の人生を、自分自身で背負わねばならない。やり直すことはいつでもできるが、そのためには過去を捨てなきゃ。自分は他人を苛めても良いが、わが子が苛められては困るとは、あまりに虫の良い話。

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» いじめを予想し、暴力団が抗議。 [案我ー寿満]
暴力団が追放ビデオやめて 日刊スポーツ 2006年7月14日7時42分  > 文章は同会最高顧問名で書かれ、A4判の紙に3枚。福岡県警が制作中の青少年向け「暴力追放啓発ビデオ」について、 中学校や高校などでの「上映計画に抗議する」「上映することに懸念と異議を唱えざるを得ない」という趣旨が書かれていた。 理由として組員らの子供が「父親がやくざだろ」などと言われるいじめを受けることを誘発しかねないとしている。 脅迫的文言はなかったという。 >制作を担当する福岡県警北九州地区暴力団総合... [続きを読む]

受信: 2006年7月15日 (土) 13時50分

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