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2006年7月25日 (火)

違うような気がする

 朝日新聞によると、戦時中に日本軍に動員されて戦死した朝鮮人の遺骨返還に関わり、政府は北朝鮮在住の遺族3人と同行者2人の入国を拒否し、通知したという。市民団体が主催する交流行事に、韓国人遺族と共に出席する予定だった。原因は言うまでもなく、北朝鮮に対する制裁措置。

 感情的にはわかるような気もするが、第二次世界大戦で日本が、朝鮮半島から中国大陸を侵略したのは、明らかな歴史的事実。そこで暮らす人たちを強制的に徴集し、日本軍として闘わせたのは人道に反する。その結果死へ至らしめた遺族に対し、国籍を問うのは如何なものか。

 私は典型的な小市民だから、今の日本の社会を是認するし、北朝鮮のような独裁国家に生まれなくて良かったと思う。報道で伝えられる北朝鮮の論理も、独善的で間違ってると考える。だけど、それとこれは違う。第二次世界大戦の評価は別として、アジアの人たちを苦しめたことは認めなきゃ。

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。それが屁理屈とわかるのが日本人。今どこで暮らしていようが、過去に迷惑を掛けた人の関係者なのだから、礼を尽くして温かく迎えるのが人情ではなかろうか。国籍や思想信条いろいろ違っても、人と人として接するのが日本人のスタンス。

 私の考えは甘いかもしれないし、単純すぎるに違いない。でも、お殿様でも家来でも、風呂に入るときは皆裸、相手がどこの国の人だろうと、切れば赤い血が流れるのも同じ。太平洋戦争の戦死者の遺族なら、さぞかし高齢者なのだろうから、あまり冷たくしないでほしい。

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