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2006年6月10日 (土)

会社は誰のものなのか?

 村上ファンドの代表が逮捕されたのを切っ掛けに、もの言う株主に対してさまざまな議論。株主が経営に対して発言するのは、別段悪いとは思わないが、だからといって会社が株主のものと言うのは、ちと違う気がする。市場で公開されていようがいまいが、株主は会社のサポーター。

 会社を設立するときに、資金が足りなければ、出資者を求めるのは常識。事業計画に納得すれば応援するし、そうでなければ断るけど、そのときの主人公は会社を代表する社長。社長のやり方が気に入らなければ、出資者はお金を引き上げるか、その権利を第三者に譲り渡す。

 どのような事業でも同じだが、現場で立ち会っているのがプロ。出資者はお金に対する権利を持つが、事業に対してアマチュア。半可通の知識で口を挟むのは御法度。そのルールを逸脱すれば、事業そのものがゲームの対象になり、長期的な視野での産業は育たない。

 それでは会社は従業員のものか? それも違うだろう。事業を拡大する目的で、労働力を提供する代償に、賃金を支払うのが契約の基本。会社はやはり社長のもの。経営方針や事業内容が気に入らなければ、従業員はいつでも辞められる職業選択の自由がある。

 だからといって社長が独断専横すれば、取引先から見捨てられ、有能な社員は去っていく。今どき専制君主のように振る舞えば、厳しい競争に勝てずに淘汰されていく。マトモな社長なら、それくらいは気づいてる。社長を求心力にして価値観を共有できる会社が、一番強いのではなかろうか。

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