« 宿題がひとつ増えた | トップページ | 5連敗そして3連勝 »

2006年6月 2日 (金)

時代の潮目なのかな

 村上世彰氏が率いるいわゆる村上ファンドが、東京地検の捜査対象になってると報じられ、関連する株式は軒並み値を下げている。これからどのような展開になるのか、予断は許さないけど、単にひとりの相場師が表舞台から姿を消すということではなさそうだ。

 村上世彰氏の名を聞けば、すぐに思い浮かべるのは堀江貴文氏。村上氏は東大を卒業し、通産官僚を経てから、コンサルティング会社を設立し、オリックスなどの出仕を得てファンドを形成。堀江氏は在学時代にホームページ制作会社を起こし、東大を中退した後にプロバイダ事業へ進出する。

 共通するのは、バーチャルでの情報戦を制して、リアルでの発言権を増してきたこと。既成の権力構造と一線を画し、個人の才覚を前面に打ち出してきたことから、若い世代を中心に強い支持を得て、これからの時代の成功のスタイルを実現したように受けとめられていた。

 業態は異なるとはいうものの、マネーゲームで資産を拡大させたのは同じ。地検の捜査対象も、そのプロセスでの違法性。有罪であるか否かより、嫌疑を掛けられた時点でカリスマ性が失墜し、熱が冷めていく現象もよく似てる。村上氏も堀江氏も、ヒーローではなくなった。

 私は報道に接して脳裏をよぎったのは、リアルからバーチャルへの逆襲。これから先は、手触りが強く求められると感じた。さまざまな分野で、頭の回転に身体が追いつかない。その違和感を調整するために、時代のバランス感覚が働き始めてる。地に足がつかない発想は淘汰される。

|

« 宿題がひとつ増えた | トップページ | 5連敗そして3連勝 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/2043041

この記事へのトラックバック一覧です: 時代の潮目なのかな:

« 宿題がひとつ増えた | トップページ | 5連敗そして3連勝 »