« 何を誰が罰するのか | トップページ | 第7回営業マンフォーラム開催 »

2006年6月 6日 (火)

お金の儲け方

 ここ数日、村上ファンド関連の報道が相次ぎ、まさに袋叩きの状態。インサイダー取引については、ルール違反なのだから、批判されるのは当たり前だが、世間というよりメディアの視線は手の平を返したよう。ほんの少し前まで、時代を切り開く風雲児のように扱っていた。

 お金を掴んだ人は、事業に成功した人だから、世間から尊敬される。そんな単純な図式が、どうやら通用しなくなってきた。どのように儲けるか、何の結果で得たお金なのか。これからますます厳しく問われる。本人の履歴や見識が認知されなければ、社会から排除される傾向が強まっている。

 この境界線は、取引後のフォローに関わっているのではないか。村上氏にしても、株式の取引に専念し、阪神の経営参画に意欲を示さなければ、ここまでのバッシングはなかったと思う。お金は持っているかもしれないが、鉄道会社を経営するだけの能力や資質を疑われた。

 そこで気になるのが、起業を目指している若い世代。年功序列や終身雇用の制度が崩れているのだから、独立独歩で成功を夢見る人が増えるのは当然の成り行き。資産も持たず、経験や知識も浅ければ、一攫千金の確率が高い事業に目を向け、隙間を狙いながら確率を計算する。

 こうした傾向を、世間は許容するのかしないのか。堀江氏が否定され、村上氏が否定され、ジャパニーズ・ドリームの可能性は残されているのか。地べたを這い回ってきた私には、雲の上野世界のようにも思われるが、これからの時代の流れを占うには重要な試金石である。

|

« 何を誰が罰するのか | トップページ | 第7回営業マンフォーラム開催 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/2098810

この記事へのトラックバック一覧です: お金の儲け方:

« 何を誰が罰するのか | トップページ | 第7回営業マンフォーラム開催 »