« 時代の潮目なのかな | トップページ | 古代への思いを寄せて »

2006年6月 3日 (土)

5連敗そして3連勝

 私は父親譲りの巨人ファン、巨人・大鵬・玉子焼きの世代でもあり、長嶋と王は永遠のヒーロー。黄金期のエースだった堀内前監督も好きだった。しかし去年までの巨人は、他チームの主軸打者を次々と招き入れながら、大味な野球ですっかりファンを失望させた。

 ところが原監督が復帰して、開幕ダッシュでTVの前に引き戻される。無名の若手を起用して、彼らが大活躍したのも、新しい魅力に映ったのかもしれない。しかし交流戦に入る頃には、ベテラン陣に故障が相次ぎ、若手は息切れし始めて、阪神に首位の座を引き渡す不調。

 それでも昨年と違うのは、明らかに諦めが悪くなった。結果的に負けた試合でも、最後まで粘る姿勢が伝わってくる。口惜しい気持ちを遺しても、一方では仕方ないと吹っ切れる。いくつか腑に落ちないところもあるが、それは私が監督ではないのだから、言ってみても始まらない。

 3連勝の始まりは、4点差の逆転勝利。昨日も今日も逆転。先攻しても追いつかれると、そのまま負けていた昨年と比べると、最後まで期待感を抱かせるのは、采配以前に監督と選手に信頼関係が築かれているからか。原監督の人柄が偲ばれるような印象を受ける。

 やはり組織は、水面下での努力しだい。どれだけ優れた資質を備えた人材を集めても、求心力がなければ実力を発揮できない。求心力は自然に生まれるものでなく、掲げて育み演出しなければ、一人ひとりのモチベーションを刺激しない。今年の巨人は、新たな関心を引き出してくれる。

|

« 時代の潮目なのかな | トップページ | 古代への思いを寄せて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/2057468

この記事へのトラックバック一覧です: 5連敗そして3連勝:

« 時代の潮目なのかな | トップページ | 古代への思いを寄せて »