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2006年6月30日 (金)

偉いと思ってるんだ

 TVを観ていたら爆笑問題が出ていて、「天下りの時給を500円にする」というテーマで、現役の東大生や国会議員がケンケンガクガク。よくあるバラエティ番組のひとつだが、おもしろいと思ったのは官僚出身者は、自分たちの給料は働きに比べて安すぎると考えていること。

 公務員に与えられた特権、たとえば法外に安い家賃やら、法外に高い退職金などを突きつけられると、さすがに口を噤んでいたが、国家のために働いてるのだから、そのくらいは当然と顔に書いてある。それどころか天下りを批判することで、優秀な東大生が官僚を目指さなくなると批判。

 バカを言っちゃいけない。東大卒主導の行政が、借金大国日本をもたらしてる。優秀な官僚なら、攻めて帳尻を合わせろよ。同期で事務次官が誕生したら、他の同期は退官するなど、見栄と高慢に基づく慣例。民間なら同期が社長になっても、口惜しい思いをしながら現職に留まる。

 たかが記憶力競争に勝ったくらいで、学生の頃から自分たちを、特別に優秀な存在と思い上がってる。コンピュータと競争したら負けるクセに、単語をたくさん知ってれば人の上に立てると勘違い。その連鎖が私利私欲を正当化し、日本の財務諸表を悪化させてるのに気づかない。

 言ってしまえば純粋培養、今どき東大に入学したくらいで、死ぬまでの人生を保証されるなど、おへそでお茶を沸かしちゃう。官僚が民間より高い給料をとっても、ツケを国民に回さずに、財務を黒字にするなら文句は言わないよ。それだけの才覚があるのかな。

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2006年6月29日 (木)

誤認逮捕されたら

 昨年の8月に轢き逃げ犯として逮捕された男性が、友人が事故車を発見したことで再捜査され、無実とわかり釈放されたという。真犯人は裁判に証人として出廷し、偽証していたというから呆れた話。冤罪を免れたのはめでたいが、失われた10ヶ月間はどうなるのだろうか。

 報道によれば、パトカーに追跡された途中で起きた事故。警察は車のナンバーから容疑者を割り出して、2ヶ月後に逮捕したと伝えてる。容疑者は一貫して否認するも、起訴され公判中だったという。文面を読む限り、物証はほとんどなく、見込み捜査と言われても反論できない。

 正規な手続きを踏まえて逮捕、拘留、起訴されたのだから、警察は容疑者を釈放して済ませるのだろうか。おそらく職も失っているだろうし、周囲に悪い評判も立っている。本人にすれば、何もなかったことにできるわけがない。慰謝料さえ、1円も払ってもらえないのだろうな。

 私など妻と二人だけで暮らしてるから、何かあってもアリバイを証明できない。偽証する人がいたとしたら、すぐに牢屋にぶち込まれてしまう。無実を叫んだところで、聞く耳を持たれなければ、下手をすれば有罪。決して他人事でない。すべての悪意が自分へ向けられる。

 こうした事件はときどき報じられるが、現場の警察官にすれば数多い事故のひとつ、手際よく処理する気持ちもわからなくはないが、当事者にすれば人生を左右する大事。慎重のうえにも慎重を重ねてほしいと願うのは、事故が多発する現状では無理なのだろうか。

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2006年6月28日 (水)

お粗末だけど恐い

 TVにもたびたび出演する女性形成外科医の娘さんが、白昼の閑静な住宅街で拉致され誘拐された。目撃情報もあり、頻繁な携帯電話の交信もあり、発生から14時間後には犯人が逮捕された。手口は乱暴で衝動的な印象を与えるが、それだけに模倣される要素も多くて恐くなる。

 狙われる覚えはないと言うが、時給100万円などと公言して、お金があると吹聴すれば、横取りしたくなる人が現れても不思議ではない。ほとんどの人は溜息をついて終わるが、どうにかして騙そうと考えたり、暴力に訴えても奪おうと思ったり、そうした人たちを刺激する。

 お金を稼いだことは、それだけ働いたのだから、横からとやかく言う筋合いではない。ニーズを満たすだけの才覚と技量があったのは、形成外科医の財産であり、それだけの苦労をしてきたからだ。だからといって見せびらかすように、邸宅を案内するのは品がない。

 それを放映したり、雑誌の特集として組んだり、メディアの姿勢も安っぽい。視聴率を稼げるという理由なのだろうが、一般国民を舐めているとしか思えない。お金だけが自分を測るモノサシと錯覚してる一般国民も、舐められても仕方ないだろう。そんな番組を観るからいけないんだ。

 とどのつまりの誘拐劇。高飛車に振る舞うセレブ族に、世の中の反応は冷たいだろう。お金持ちが慌てふためく姿を、TV桟敷の向こうで笑ってる。正直に言って、被害者が無事に保護されてよかった。安易に真似たところでうまくいかないと、邪な考えを抱く人への教訓になれば幸いである。

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2006年6月27日 (火)

誤魔化されてないか

 報道によると、政府は5年後の歳出を11兆4千億円から14兆3千億円くらい削り、公務員の数も1万9千人ほど減らすという。それだけ切り詰めてもなお足りないから、消費税などを引き上げることを受け入れてほしいというわけだ。やるだけやってるのだから、仕方ないような気になってくる。

 しかしその内容を見ると、社会保障費の抑制などが含まれており、すでに高齢者の医療費負担の引き上げや、生活保護の資格改定など、弱者への皺寄せが始まってる。こうなると地方公共事業費や公務員人件費、ODAの削減なども手放しで喜んでいられない。大事なのはバランス。

 公務員にしても現場で働く人たちを、機械的に少なくすれば良いというものではない。その前に高級官僚と呼ばれる人たちの給与および退職金は、どのように改善されるかのほうが重要。天下りをなくして、法外な退職金を何度も支払わなければ、一般の公務員を減らすこともないかもしれない。

 地方公共事業にしても、地域の格差を小さくして、将来の布石になる事業であれば、やはり必要ではないのか。道路を通る車の台数を数えるより、どうすれば利用頻度が増えるのかを考えるのが政治。過疎の地域を切り捨てるだけでは、焼き畑農業と変わるところがない。

 一部の人たちの利権を守りながら、数字合わせをしても、私たちはもう騙されない。慎ましく暮らしている公務員を解雇する前に、無駄というなら効率的に仕事を配分し、今より働かせれば良い。それよりも先にやることは、既得権の上に胡座を掻いてる連中を排除すること。

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2006年6月26日 (月)

いやんなっちゃう

 仕事がらなのか、私にアプローチする人は多く、時間が許す限り会うようにしてるのだが、歯に衣着せない発言に恐れをなしたのか、いきなり交信が途絶えるケースは少なくない。私は誰に対しても本気なので、表面を取り繕った言葉でも額面通りに受けとめる。私が未熟なんだよね。

 メールでも一方的な問い合わせや、いきなりの質問などに、面食らわされることがある。ていねいに応えるべきなのか、仕事に関わることだからと断るのか、これでも結構悩むのだけど、時間をかけて質問に答えても、お礼のメールさえ届かなかったりする。言葉がキツイと反発されたり……。

 自分のことが大事なのは皆同じだけど、それなら他人も同じように考えてると、どうして気づいてくれないのかな。人の知恵や時間は無料と勘違い、引きずり回したあげくの果てに、電源を切るくらいの手軽さで屑籠に捨てる。そんな人ばかりじゃないのだが、少し続くとゲッソリしてくる。

 人を見る目がないのかな。忙しい時間を割いて、仕事が遅れるのも承知の上で、一所懸命になっても無駄なのかな。甘い汁をたっぷりかけて、お世辞を言ってほしいなら、私を選ぶのはメガネ違い。本を読まなくとも、ホームページにアクセスしてくれたら、そのくらいわかりそうなもの。

 それでもきっと、私は懲りないんだよね。初対面の人と会い、お互いにメリットを生む関係を築くのは、それはそれで醍醐味。お互いが大人なら、相違点をきちっと確かめて、重なり合うところで握手するのも難しくない。大人の恰好のお子ちゃまと会うからダメなんだよね。

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2006年6月25日 (日)

リーダーシップ研修

 7月の最初の土曜日は、企業でのリーダーシップ研修。何度もやってるテーマだが、今どきテーラーやマグレガーを解説したり、コーチングの基本を説明しても、仕方がないような気がしてる。だからといって心構えだけ話しても、気づきを与える研修にならない。ここら辺りが悩みどころ。

 コアになるのは研修を受ける人が、どうすれば毎日を充実させ、積極的に行動を起こせるか。その一方で懐を深くして、周囲の人から一目を置かれることで、組織全体を巻き込んで勢いづけることも求められる。知識を手に入れるだけなら、本を読ませれば充分に間に合う。

 膝を突き合わせて話すことも大事だが、その前に意識を誘導しなければ、単なる不平不満の垂れ流しになる。問題を明らかにするのは、あくまで解決を目指すため。私の研修を受けることで仕事がおもしろくなり、自律的に行動できるようになってほしい。

 イメージは描けているのだが、テキストに落とし込むのが大変。時間ばかり経って作業が捗らない。当日にひょこっと顔を出し、あり合わせの知識を繋いでも、形は繕えるのだがそれでは申し訳ない。私が苦しんで唸ることが、研修を受ける人の気づきに結びつくように考えてしまう。

 真面目に取り組めば取り組むほど、割の良い仕事にならないけれど、やはり目的は喜ぶ笑顔だから、やれる限りのことはやっておきたい。今までもそうだけど、研修を受けた人の顔が輝き、嬉しい報告をしてくれたりすると、この仕事をやっていて良かったと思う。

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2006年6月24日 (土)

ヒートダウン

 ワールドカップで盛り上がったサッカーも、予選リーグで敗退して、ジーコ監督は解任されて、オシム氏の就任が確実視されてるらしい。私はJリーグのTV中継をたまに観るくらいで、CMに出ている選手くらいしか知らないが、潮が引くような雰囲気は確実に伝わってくる。

 子どもの頃にメキシコオリンピックで、日本が銅メダルを取ったときに、中心となって活躍していたのが釜本選手と杉山選手。釜本選手は大阪のヤンマーに所属し、杉山選手は浦和の日本通運だったので、それだけの理由で杉山選手を応援していたのを覚えている。

 それから長らくサッカーは、実業団主体のマイナーなスポーツ。それからJリーグが発足して、すぐにドーバーの悲劇。その頃からサッカー熱は高まっていき、日韓共催ワールドカップでベスト16、海外チームで活躍する選手も増えていき、日本も世界のレベルに追いついたように錯覚。

 でも、南米やヨーロッパのナショナルチームを見せられると、やはり歴史が違うのだと格の違いを思い知らされた。ワールドカップの常連になっただけで立派、世界の強豪と渡り合うためには、幾世代かを経なければ、そのレベルまで達しないのだろう。

 他のスポーツでもそうだが、熱しやすく冷めやすいのが日本人。今までも体操が、水泳が、バレーが、ジャンプが、梯子を外されている。スポーツ音痴の私だけど、熱狂的に応援しなくて良いから、サッカーを好きな人たちは好きなままでいてほしいと思う。

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2006年6月23日 (金)

田原本殺人事件

 奈良県の田原本は、随分と昔に仕事で訪れた。鄙びた古い町並みで、時間が止まったような感覚。この土地で医師ならば、周囲から羨望の的。どのような事情で離婚したかわからないが、新しい母親も医師であり、事件を起こした子どもにとって、さぞや息苦しい環境だったろう。

 全国有数の進学校へ通っていたのだから、確かに勉強はできたに違いないが、それと頭の良し悪しは別問題。7歳で両親が離婚したときに、この子の心はどこまで納得してたのか。どんなに幼くとも生きねばならないから、根本的な疑問を抱えていても、それを悟られたら居場所がなくなる。

 親は親の事情もあれば、理屈もあるだろう。結婚して子どもがいるからといって、それが失敗とお互いに認めたら、離婚もひとつの選択肢だから、間違ってるとは思わない。しかし子どもは子どもとしての人格がある。産んでしまった以上は、親としての責任は免れない。

 人間の子どもは、家畜でもペットでもないから、餌を与えれば責任を果たしたと言えない。学費を負担すれば、思い通りに操って良いというものではない。まして離婚したのは親の事情、とばっちりを受ける子どもに対しては、普通の家庭以上の配慮が必要だし、愛情を注ぎ込まねばならない。

 当の本人だけでなく周囲の皆が、少年の心が叫んでいるのに気づかなかった。社会的に尊敬される職業、裕福な家庭、そうした条件を満たせば、少年を幸せにできると勘違いしてた。少年も望まれるように演じることで、居場所を失わないと思い込んでいた。他人事でない痛ましさを感じる。

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2006年6月22日 (木)

コンプライアンスてか

 三井住友海上が金融庁から業務改善指導を受け、同時に業務停止命令。保険業界では目地安田生命が同じ理由で、同じ行政処分を受けている。報道で知る限り、悪質リフォーム業者と変わらない手口。東京の一等地に巨大ビルを構えているからといって、信用しちゃいけないということか。

 会社側の対応は、お定まりのコンプライアンス遵守。今さら何を言ってんの。優秀な大学を卒業してエリート街道を歩いてきた人たちが、法令も社会常識もわきまえていないとしたら、裏街道を歩いてる人たちとどこが違うの。お金のために何でもやるなら、二時間ドラマに登場する悪役じゃん。

 公正な競争の結果、勝ったり負けたりするのが資本主義なら、やらずぶったくりを黙認するのは何と呼ぶべきなのか。金融庁が指摘するまでは、三井住友海上は優良企業の評価。そりゃそうだよね。保険金を集めるだけ集めておいて、実際に払わないとなれば、しこたま儲かるという仕組み。

 その昔、熊本に天下一の会というのがあって、詐欺商法で摘発されたが、やり口はまったく同じ。三井にしても住友にしても、普通の人はその名で信用するから、さらに悪質と言わざるを得ない。日銀総裁に居座る福井さんも、儲かったから陥れられたと主張する村上さんも、根っこは同じ。

 そりゃ私だって、お金は欲しい。もらえるものなら、制限などつけない。でもね、お金は働いてもたらされるもの。どれだけたくさんの人が喜んだかで、収入の額が決まってくるのが世間の常識。法の網の目を潜ったり、ゲームが上手だったり、手練手管でお金を儲けちゃダメなんだよ。

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ちゃんと考えよう

 アメリカ産の牛肉の輸入再開が決まった。肉の塊で売られるなら、イヤなら買わなきゃ済むのだが、加工食品になったら判断できない。値段でわかるわけでなし、メーカーや製品で区別できるわけでなし、本当に安全なのかを誰が保証してくれるのだろう。

 牛肉はBSEの問題などで騒がれたから、皆が神経質になってるところがあるけど、本当のことを言えば日本人の食生活は、かなり危ないような気がしてる。何しろ自給率40%。国産の食品だけで賄ってる人は、この国にはいないと考えて良いくらい。どこに何が入ってるかわからない。

 野菜など中国産のものが増えてるが、どんな肥料や農薬を使ってるのか、運搬経路も長いのだから、その間に何が使われてるのか、私たちはほとんどわかっていない。味も大事だが、それ以上に大事なのは安全性。やはり日本で生産されたものが一番じゃなかろうか。

 第一次産業と呼ばれる分野は、生命を支える基幹なのに、日本ではあまり人気がなく、農業などは高齢化が進み、後継者も少ないと聞いてる。このままの状態が続けば、私たちは何を食べさせられるかわからない。ブランド品で身を飾っても、内臓がボロボロでは洒落にならない。

 生産から消費のプロセスで、どうすれば皆が豊かに安心して暮らせるのか。本気で考えなきゃ、手遅れになってしまうかもしれない。大地の恵みを受け取るために、一人ひとりがどうすれば良いのか、食と自然について、真面目に取り組まなきゃ、ツケは自分自身に回ってくる。

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2006年6月20日 (火)

法とモラル

 光市の母子殺害事件の判決が差し戻され、今までの無期懲役から極刑になる可能性が高くなったと報じられてる。私たちは報道によってしか、この事件の全貌を知ることはできないが、その限りではやむを得ない決定のように思われる。犯した罪の重さは、どんな事情を踏まえても否めない。

 しかし気になるのは、同じようなケースで、同じ判決が下されているか。事件の露出度が高いから、市民感情に配慮して、メディアが納得するような判決だとしたら、とんだ茶番劇。帝政ローマの時代に処刑を見せ物にした感覚と、ちっとも変わってない。

 人が人を裁くことそのものに、根本的な矛盾を内包してるが、基本的には社会秩序を守り、人々が安心して暮らせるように、ペナルティを課している。犯罪者を裁くのは裁判官でなく、社会の総意。更正が可能だとしても、人々の反発が強すぎるほど罪が大きければ許されない。

 私など単純だから、命は命でしか贖えないと考えてしまう。ひとりでも殺したら、死んで詫びるしかない。しかし身内が殺人者なら、もう一度やり直すチャンスを与えてほしいと願う。勝手な言いぐさだが、それが偽らざるホンネ。その葛藤が裁判の形に表れ、さまざまな判決が下される。

 そうなると法令の条文は同じでも、社会がどのようなモラルを規範として、人々がどこで暗黙の合意を形成してるかが重要になる。その一方で詐欺などの犯罪で、被害者を死へ追い詰めても、極刑を言い渡されることはない。酔っぱらい運転で人を轢き殺しても、懲役しか科せられない。

 世の中が複雑になるほど、犯罪は多様化して、被害の形も幅広くなる。自分が巻き込まれ当事者になることは、誰にとっても他人事ではない。自分が被害者ならあきらめもつくが、大切な人が被害者になれば、報復を願うに違いない。それだけに厄介なテーマである。

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2006年6月19日 (月)

働けということか

 ナイターを観てたら、誰でも捕れるようなフライを落とし、巨人がまたまた負けた。サッカーを観てたら、再三のチャンスも活かせず、キーパーのファインセーブの甲斐もなく、予想通りのドロー。残されるのは優勝候補のブラジル戦だけ。全米ゴルフも、お目当ての選手は予選落ち。

 要するにTVなど観てないで、一所懸命に働けということか。去年は確かに今頃から、野球中継を観なくなって、随分とたくさん仕事をこなした。今年もやらなきゃならないことが増えてきたので、集中できる環境を整えてもらったということか。でも、強い巨人が観たいよな。

 世の中の流れが変わり、従来の枠組みに捕らわれちゃいけないと、一方ではよくわかってるのに、お茶の間レベルでは、相変わらず2時間ドラマが好きだし、お笑い番組もよく観るし、スポーツ中継も嫌いじゃない。この辺りが私の脇の甘さか、思い切れないところか。

 しかし実際に追い詰められると、さまざまな知恵が湧いてくるのも事実。やるしかないとわかってくれば、痛いはずの腰や肩がシャンとして、眠気も吹っ飛んでいく。修行が足りないんだよね。いつでも平常心で力を発揮できなきゃ、50を過ぎた大人とは呼ばれないかも。

 若い人に偉そうに講釈を垂れるなら、言葉に見合うだけの毎日を過ごせ。これは私を戒める言葉。忘れないようにしなきゃ、ついつい置き去りにしちゃうんだよな。これから闘いの場が増えていくのだから、そろそろ本腰を入れて気を引き締めよう。

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2006年6月18日 (日)

第8回営業マンフォーラム開催

 第8回営業マンフォーラムを次のように開催します。

 7月12日(水)19時〜21時

 情報オアシス神田

 東京都千代田区神田多町2-4 第2滝ビル5F
(1Fがコンビニのサンクスです)
 電話 :03-3253-2911
 http://www.jo-kanda.com/map/map.html
 参加費3,000円

テーマ なぜ乗り越えられないのか

 参加する方には、積極的な意見を期待しています。また初めて参加する方は、自己紹介の時間を設けませんので、200字程度の簡単なプロフィールを下記までご連絡くだされば、当日にプリントして参加者全員に配布します。

宛先 福島 章
afukus@dfi.co.jp

● 終了後、近くの居酒屋で2時間前後の懇親会。
  自由参加で実費負担です。

 参加される方は私へメールしてください。

 お会いするのが楽しみです。

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2006年6月17日 (土)

勝ち組、負け組

 サラリーマンだった頃は、周りが皆サラリーマンだったせいか、会社に勤めてお給料をもらうのが、普通の生活と思ってた。独立してから経営者と会う機会は増えたが、ほとんどが私より年長者で、同年代より若い人とは、現場の担当者と接することが多かった。

 それが近頃では、若い人と名刺交換すると、代表取締役の肩書が目に飛び込んでくる。20代後半から30代半ば頃で、会社を起こしてる人が急激に増えているような気がする。そんなに儲かってる様子は見えないし、前職は一流企業に勤めていたりする。わざわざ茨の道を歩くこともないのに。

 話を聞いてると、共通するのは人生に勝ち残りたいという思い。確かに同年代で巨額の富を掴んだ人は、さまざまな形で紹介されてるから、夢を見るのはわかるような気がする。一人ひとりはそれぞれに才覚を持ち、努力してる。それでも私は、勘違いしてるという印象を拭えない。

 事業分野が明確で、成功願望が強い人でも、具体的に何をしたいのかが伝わってこない。まして大多数の人は、ひたすらお金が欲しいだけ。手段についてはよく調べているが、それを選ぶ根拠は入金の確率が高いという一点だけ。学部も専攻も無視して、偏差値の高い大学を狙うのと同じ。

 終身雇用や年功序列の制度が崩れ、競争を煽られている背景もあるが、自分の人生や仕事を楽しもうとする感覚がない。お伽話に騙されて、使い捨てられてからでは、エナジーを燃え起こすのは大変なのに、後付でしかないお金だけしか見えず、不眠不休で尽くす姿は哀れでさえある。

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2006年6月16日 (金)

動き始めてきたらしい

 昨日は東京都中小企業振興公社の紹介で、大田区の製造業の会社を訪問。ここの社長が凄い。定時制の高校を卒業後、裸一貫で会社を立ち上げ、創意工夫で急成長を遂げている。私よりひと回り以上若いから、さぞかし苦労を積み重ねてきたに違いない。頭も切れるし、度胸もある。

 それくらいなら、私は驚かない。こうした履歴の経営者は、経験の中で成功法則をつかんでるから、自分の哲学を疑わず揺るがない。正直に言うと、人の話を聞かない人が多い。ところがこの社長は柔らかい。私の言葉を噛んで含むように、自分の言葉に置き換えようとする。

 おそらくタテマエでなく、ホンネで自分を偉いと思ってない。やってきたことに誇りを持ちながら、学ぼうとする謙虚な姿勢が、私にビンビン伝わってくる。要するに、器が大きいのだ。お互いにピンと来るものがあって、7月早々にリーダーシップ研修の実施が決まった。

 雨の中を飯田橋の研修会社へ。ここでは2分間のビデオ撮影や、インタビュー。私を売り出す準備。その後に営業マンフォーラム。ここで終わらない。翌日は朝一番で別の研修会社へ。以前訪問したときは糠に釘だったのに、手応えを感じるような反応。

 午後は後輩の同業者と、昼ご飯を食べながら意見交換。自宅に戻ると『郵政研究』6月号が届いて、周辺が俄に蠢いてる感覚。そうなるとやらなきゃならないことも増え、近々のスケジューリングも見直さなきゃ。かなり大変になるのに、身体の芯からエナジーが湧いてくる。

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2006年6月15日 (木)

月一回のお楽しみ

 今日は第7回の営業マンフォーラム開催。予定では私と福島さんを含めると25名、前回を大幅に上回る勢いだが、仕事の都合で来られない人も出てくるが、20人も集まれば大盛況。昨年は国司義彦先生と自己実現フォーラムをやったが、まったく違う推移に驚いてる。

 自己実現フォーラムは、あくまで国司先生を囲む会。昨年の6月の立ち上げでは25人が集まったが、著名な先生を利用しようとする人も多く、具体的な目標設定をできなかったこともあり、回を重ねるごとに減っていき、半年後には3人、国司先生は独自に勉強会を立ち上げた。

 それに比べると営業マンフォーラムは、最初は私が講師の役回りだったが、参加する人を巻き込んでいくうちに、今では皆の意見交換会になり、私はアドバイザーの色彩が強い。私の話を聞くのだけが目的でなく、お互いがそれぞれを尊重し大切に思い始めてる。

 だから熱気が違う。一人ひとりが真剣に、私にガチンコ勝負を挑んでくる。そうは言ってもシロクロをつけるわけでなく、ホンネをぶつけ合いながら成長できれば満足。私も自分の言葉を確かめ、皆から元気を分けてもらい、目指す道が間違ってないと確信できる。

 言ってしまえば私にとっても皆にとっても、勢いを生み出す工場。ここに集まる仲間とは、要請があれば個人的にも会い、熱い議論を闘わせる。若い人が多いけど、そのうちビジネスでもコラボして、新しい価値を創り出せると、私の中で夢はどんどん膨らんでいる。

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2006年6月14日 (水)

素直といえば素直だが

 日銀の福井総裁が、村上ファンドに1千万円出資していた。富士通総研理事長時代の話だが、総裁になってからも継続してたのは、やはり如何なものかと思ってしまう。公職に就く前にしても、アドバイザーとして関わったことも、見識を問われるのではなかろうか。

 それよりも小遣い銭の感覚で、1千万円を運用できる人が、日本経済の舵取りをしてるのでは、庶民への皺寄せにしわ寄せすることに痛痒を感じることもなく、大手金融に利する政策を推し進めていたと思ってしまう。お金が余っていて、情報が入ってくれば、経済的に豊かになるのは簡単。

 国会では医療費の改定が認められ、お年寄りの負担が大きくなる。マクロの数字を挙げて説明したところで、金がない爺や婆は早く死ねと言ってるようなもの。この法案が通ることで、利するのはお役人か、お医者さんか、少なくとも庶民レベルでは、プラスの要素は見当たらない。

 お金に困らない人ばかりが国民の代表になり、自分の懐は痛まないようにして、机上の空論で庶民の生活を脅かす。それが天下国家のためと言われたら、浅学非才の私など口を閉じるしかない。でも、どこか変だよね。一所懸命に額に汗して働いてる人たちが、一番苦しむ社会なんて。

 堀江さんや村上さんは、ルールを破ったからいけないらしいが、ルールそのものは正しいのか。一部の人たちだけが得をして、皆が幸福になれないルールなら、最初からペテンじゃないのか。お金を持ってる人は、努力を正当に評価された結果を得ているのか。

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2006年6月13日 (火)

辻説法する覚悟

 ここのところ研修機関の方と会い、さまざまな意見交換を繰り返し、それなりの手応えを感じているが、一方で自分自身に問い直すのは、身過ぎ世過ぎで今の仕事をしてるのか、砂に書き、水に書いても、言葉を伝えようとする執念はあるのか。

 職業として本を書き、講演や研修を展開しているが、それは形を整えてくれる人がいて、依頼されてから登場するのが私の役割。長い間、何の疑問も抱かなかった。それがこの一年近く、さまざまな人と出会って、時代が急激に変化してるのを肌で感じた。

 本ひとつとっても、従来の単行本の概念だけでは、捉えきれない多様性を持ち始めてる。電子書籍だけでなく、情報商材や小冊子、さまざまなバリエーションが生まれてきて、どれが最適なのか俄には峻別できない。一方で出版業界そのものは元気も意欲も痩せ衰えている。

 ベストセラーと呼ばれるものの多くが、送り手の仕掛けで成り立ってるのは周知の事実。そこでカリスマを仕立て上げ、数多くの版元が一挙に群がり、吸い尽くした後に捨てていく。地道に売れ続ける本をていねいに創り、コツコツと打っていく版元は、日に日に減っているような気がする。

 そうなると私たちに求められるのは、辻説法でも伝える覚悟。商業ペースに乗せなきゃ食えないわけだが、それを既存のシステムに頼っているだけでは、心中を迫られることになりかねない。どこまで本気なのか、思いを強くしなければ、淘汰されてしまうのだろう。

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負けちゃった

 昨夜は前代未聞、小関が三塁ベースを踏み忘れ、せっかくの李のホームランが幻に。対ロッテ戦6連敗、ここのところも6連敗。あんなチョンボをされたら、上原だって気が抜けて、大きいのを打たれちゃうよ。反撃するったって、気勢が上がらない。

 今夜は今夜でblogの更新を放ったらかし、日本中が注目のワールドカップ。勝ったと思ってたのに、最後の最後で続けて2ゴールを決められ、逆転だってさ。私はサッカーをあまり観ないので、詳しいことはわからないけど、後半にチャンスはいっぱいあったような気がして。

 応援してる私は当事者じゃないから、観てるときはカッカしてるけど、終わってしまうと意外に冷静になれる。やはり負けるときには、負けるように流れてる。ポイントは確かにあるし、技術的な問題もあるのだろうが、そういうことよりも気持ちが前に出てないと、チャンスをつかめない。

 スポーツなど瞬間の連続だから、理屈をこねても間に合わない。勢いが大事だが、そのときに迷いなく突き進むのか、心の奥底でためらうのか。やるだけのことはやっていても、最後は前へ進む気持ちの強さ。やはり難しいものである。一瞬でも怯んだら、今までの努力はすべて水の泡。

 省みて自分のことを考えると、よくもまぁ続けられている。ウジウジ、クヨクヨ、気持ちを後に引きずりながら、それでも立て直せるのは、周囲に温かく見守られているから。自分ひとりで闘ってるつもりでも、孤立無援じゃ闘えないと、選ばれた人たちの闘いに教えられる。

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2006年6月11日 (日)

卒業した大学では

 私は1975年に、立教大学の文学部を卒業したのだが、そこの経営、経済、社会の各学部789人へのアンケートで、卒業後に起業したい学生は27%、尊敬するのは、松下幸之助氏、孫正義氏、ビルゲイツ氏、堀江貴文氏、本田宗一郎氏の順。ちなみに堀江氏は55人が選んでいる。

 今ではわからないが、私が在学していた頃は、中小企業の社長の子女が多く、卒業したら親の会社に入り、行く行くは後を嗣ぐというケース。そうした傾向もあるのかもしれないが、200人くらいが起業を目指しているのは、一般的な若者の傾向と捉えられるのだろうか。

 会社を設立することは、決して悪いことではないし、社会に役立つ志があるのなら、むしろ頼もしいと言えるのかもしれない。しかしアンケートの結果だけ見ると、単に楽してお金が欲しいだけのような気もする。うまい話が転がり込んできたらと、一攫千金を夢見ているのだろうか。

 願わくば、人を騙してでも、自分だけが勝ち残りたいなど、考えないでほしい。お金がすべてと、思わないでほしい。正当な努力の結果としてなら、どんなに高い報酬を得ても構わないが、濡れ手に粟を望んでいたら、ろくなことにはならない。それを、どれだけわかってるのか。

 杞憂といえばそれまでだが、変化の激しい時代だけに、どうしても危なっかしく思えてしまう。立教大学は、良くもなく悪くもなく、極めて普通の大学という印象を受けているし、何よりも自分の出身した大学なので、あらぬことを考えてしまうのかな。

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2006年6月10日 (土)

会社は誰のものなのか?

 村上ファンドの代表が逮捕されたのを切っ掛けに、もの言う株主に対してさまざまな議論。株主が経営に対して発言するのは、別段悪いとは思わないが、だからといって会社が株主のものと言うのは、ちと違う気がする。市場で公開されていようがいまいが、株主は会社のサポーター。

 会社を設立するときに、資金が足りなければ、出資者を求めるのは常識。事業計画に納得すれば応援するし、そうでなければ断るけど、そのときの主人公は会社を代表する社長。社長のやり方が気に入らなければ、出資者はお金を引き上げるか、その権利を第三者に譲り渡す。

 どのような事業でも同じだが、現場で立ち会っているのがプロ。出資者はお金に対する権利を持つが、事業に対してアマチュア。半可通の知識で口を挟むのは御法度。そのルールを逸脱すれば、事業そのものがゲームの対象になり、長期的な視野での産業は育たない。

 それでは会社は従業員のものか? それも違うだろう。事業を拡大する目的で、労働力を提供する代償に、賃金を支払うのが契約の基本。会社はやはり社長のもの。経営方針や事業内容が気に入らなければ、従業員はいつでも辞められる職業選択の自由がある。

 だからといって社長が独断専横すれば、取引先から見捨てられ、有能な社員は去っていく。今どき専制君主のように振る舞えば、厳しい競争に勝てずに淘汰されていく。マトモな社長なら、それくらいは気づいてる。社長を求心力にして価値観を共有できる会社が、一番強いのではなかろうか。

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2006年6月 9日 (金)

NEETって何だろ?

 爆笑問題のバラエティで、ニートに関するトークをやっていた。プログラムそのものは、少しだけ真面目だが、いかにもの風体の現役ニートと自称する若者を招き入れ、経済的余裕に胡座を掻き、成人しても親の脛を囓る愚か者として演出してた。視聴者にすれば、困ったもんだでシャンシャン。

 しかし後から調べてみると、問題の根は意外と深く、ニートの定義もあいまい。15歳から34歳までの非労働力人口のうち、学籍があっても実態を伴わない人、未婚で家事・通学をしていない人、既婚で家事をしていない人を指し、日本では64万人いるらしい。

 そうなると引き籠もりや不登校、家庭内虐待、病気療養、さまざまなケースを想定できる。臑齧りも含めて共通するのは、根源にあるのは親の問題ということ。団塊の世代から私たちくらいまで、親が親として子どもと向き合わないツケが、今頃になって支払いを迫られている。

 この中には起業家と称して、一攫千金を狙う若者も多い。大人たちは眉をひそめるが、お金だけがすべての親の生き方を見て、手段を選ばず金を掴めば勝ちと学んできた。今さらモラルを説いてみても、聞く耳を持つはずがない。SEXはお金で売買できると、教えてきたのは大人たち。

 定職に就かない若い人は、やりたい仕事が見つからないと言い、大人たちは怪しからんと反応するけど、大人たちが仕事を楽しんでいなければ、子どもがやりたくないのは当たり前。自分がどんな種を蒔いてきたのか、そのことを自覚しなければ、問題解決などできるわきゃない。

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2006年6月 8日 (木)

公開セミナーを終えて

 昨日は午後1時から5時間の公開セミナー、神保町のJAICが会場で参加者は20名ほど。テキストは準備していたが、皆の目を見ながら語り続けるうちに、私の熱が高くなり、ほとんどテキストも見ずにセミナーを続ける。少しでもリアリティが増すように、本気の言葉を絞り出す。

 参加者を巻き込もうと意見を求めるが、全体的におとなしい人が多い。私の毒に恐れたのか、食ってかかるような勇ましい参加者はいなかった。それでもアンケートを読むと、それぞれに思うところがあったようで、前向きなコメントがほとんどだったのが嬉しい。

 セミナーの内容については、詳しく明かすわけにいかないが、基本的には売れる営業マンになるためのコツ、どうしてうまくいかないのか、その原因を掘り起こし、どのような姿勢で臨めば、頼られる営業マンになれるかを説く。スキルやノウハウ以上に大切なことを教える。

 セミナー終了後、担当者と意見交換。若いけれどシッカリした女性、この春にはビジネスマナーの講師として演壇にも立っている。やはり話題になるのは、参加した人に何かを持ち帰ってもらえるプログラム。一方通行で知識を伝えるだけでは、明日からのビジネスに役立たない。

 講師として全力投球すると、心身共に疲れ果てる。それだけに参加した人の仕事や人生が、少しでも好転するように強く願う。もっと違うやり方はなかったか、それぞれの可能性を引き出す大切さに気づいたか、考えを巡らしながらも、やり切った時間に悔いはなし。

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2006年6月 7日 (水)

第7回営業マンフォーラム開催

皆、いい顔になりますよ!!
腹の底から2時間、
人の意見を真剣に聞いて、
自分の言葉でまっすぐ語り、
スッキリ晴れやか。
今回のテーマは、

どこが自分の持ち味なのか

この後、懇親会でさらに盛り上がり……
さぁ、この笑顔の中に加わって。

 営業マンフォーラムを次のように開催します。

 6月15日(木)19時〜21時

 情報オアシス神田

 東京都千代田区神田多町2-4 第2滝ビル5F
(1Fがコンビニのサンクスです)
 電話 :03-3253-2911
 http://www.jo-kanda.com/map/map.html
 参加費3,000円

テーマ どこが自分の持ち味なのか

 参加する方には、積極的な意見を期待しています。また初めて参加する方は、自己紹介の時間を設けませんので、200字程度の簡単なプロフィールを下記までご連絡くだされば、当日にプリントして参加者全員に配布します。

afukus@dfi.co.jp

● 終了後、近くの居酒屋で2時間前後の懇親会。
  自由参加で実費負担です。

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2006年6月 6日 (火)

お金の儲け方

 ここ数日、村上ファンド関連の報道が相次ぎ、まさに袋叩きの状態。インサイダー取引については、ルール違反なのだから、批判されるのは当たり前だが、世間というよりメディアの視線は手の平を返したよう。ほんの少し前まで、時代を切り開く風雲児のように扱っていた。

 お金を掴んだ人は、事業に成功した人だから、世間から尊敬される。そんな単純な図式が、どうやら通用しなくなってきた。どのように儲けるか、何の結果で得たお金なのか。これからますます厳しく問われる。本人の履歴や見識が認知されなければ、社会から排除される傾向が強まっている。

 この境界線は、取引後のフォローに関わっているのではないか。村上氏にしても、株式の取引に専念し、阪神の経営参画に意欲を示さなければ、ここまでのバッシングはなかったと思う。お金は持っているかもしれないが、鉄道会社を経営するだけの能力や資質を疑われた。

 そこで気になるのが、起業を目指している若い世代。年功序列や終身雇用の制度が崩れているのだから、独立独歩で成功を夢見る人が増えるのは当然の成り行き。資産も持たず、経験や知識も浅ければ、一攫千金の確率が高い事業に目を向け、隙間を狙いながら確率を計算する。

 こうした傾向を、世間は許容するのかしないのか。堀江氏が否定され、村上氏が否定され、ジャパニーズ・ドリームの可能性は残されているのか。地べたを這い回ってきた私には、雲の上野世界のようにも思われるが、これからの時代の流れを占うには重要な試金石である。

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2006年6月 5日 (月)

何を誰が罰するのか

 村上ファンドの村上氏が、インサイダー取引の容疑を認め、今日にも逮捕されると報じられた。朝日新聞の記事を読むと、堀江氏との雑談に近い内容。これでインサイダー取引が成立するなら、一部上場企業の経営者は戦々恐々。ライブドアの風説の流布に似た立件のような気がする。

 私は村上氏は相場師だと思っているので、表社会に登場させることが、そもそもの間違いと考えている。生き馬の目を抜く相場の世界で、賭博に似た感覚で勝負する。情報を仕入れるのも、まっとうな手段ばかりと限らない。ひと昔前の政治家たちも、同じ穴のムジナではなかろうか。

 騙したり、騙されたり、裏を掻いたり、虚を突いたり、狐と狸の化かし合い。その結果、巨万の富を築いた相場師が、人知れず野垂れ死ぬ。昔からイヤになるほど聞かされたストーリー。よほど金に目が眩んだ亡者でもなければ、相場師になろうとも思わず、庶民には縁遠い世界だった。

 それを若い人たちがあこがれるようになったから、村上氏は生け贄にされざるを得なかった。村上氏の最大の罪は、己の分をわきまえなかったこと。陰に咲く相場師風情が、表舞台にしゃしゃり出て、善良な市民のように装ったこと。それを社会のバランス感覚が見逃さなかった。

 さまざまな不祥事が暴かれているが、これも今に始まったことでなく、情報量が飛躍的に拡大したので、明るみに引きずり出されたにすぎない。権力の座に就くことで、根拠のない不労所得が許されるほど、これからの世の中は甘くない。庶民は何もできないようだが、決して愚かではない。

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2006年6月 4日 (日)

古代への思いを寄せて

 知人から頂いた黒米餅を焼くと、香ばしい匂いと弾力のある食感。普通のお餅と比べて、はるかに粘りがあると、食べることには素人の私にさえわかる。黒米の原産地は中国、歴代の皇帝は薬膳として珍重してきたらしく、滋養強壮に効果があると伝えられてきた。

 実際に黒米は、抗酸化作用が高いと有名なアントシアニンが多く含まれ、血液中のコレステロールを減らすナイアシンや、ビタミンB1、B2、E、そして鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウムと、まるで健康食品のような成分。身体に良くて美味しいのだから、もっと食べられても良いのに。

 ところが黒米は、栽培するのに手間が掛かるらしく、大規模農法には向いてないらしい。それほど知られてないから、生産農家にしてみれば、白米のほうがはるかに割が良い。損得勘定を抜きにした少数の農家だけが、細々と栽培してるのが現状ということ。そう簡単に手には入らない。

 それが食べやすい餅になって、煩わしい調理の手間も省ければ、こんなに有り難いことはない。餡入りの和菓子ほどではないが、噛めば甘みが口に広がり、小腹が空いたときなど最適なおやつ。ちょっと調べてみるだけで、大変なものを頂戴したと実感する。

 私はあまり深く考えず、人からものをもらってしまう。先日も新潟の知人から、山独活とコゴミを頂戴し、自然の恵みが豊かなのに驚いたばかり。美味しくて身体に良いものを、知ってる人は知っていて、歳を重ねても若々しく活躍してる。少しは見習わなきゃ。

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2006年6月 3日 (土)

5連敗そして3連勝

 私は父親譲りの巨人ファン、巨人・大鵬・玉子焼きの世代でもあり、長嶋と王は永遠のヒーロー。黄金期のエースだった堀内前監督も好きだった。しかし去年までの巨人は、他チームの主軸打者を次々と招き入れながら、大味な野球ですっかりファンを失望させた。

 ところが原監督が復帰して、開幕ダッシュでTVの前に引き戻される。無名の若手を起用して、彼らが大活躍したのも、新しい魅力に映ったのかもしれない。しかし交流戦に入る頃には、ベテラン陣に故障が相次ぎ、若手は息切れし始めて、阪神に首位の座を引き渡す不調。

 それでも昨年と違うのは、明らかに諦めが悪くなった。結果的に負けた試合でも、最後まで粘る姿勢が伝わってくる。口惜しい気持ちを遺しても、一方では仕方ないと吹っ切れる。いくつか腑に落ちないところもあるが、それは私が監督ではないのだから、言ってみても始まらない。

 3連勝の始まりは、4点差の逆転勝利。昨日も今日も逆転。先攻しても追いつかれると、そのまま負けていた昨年と比べると、最後まで期待感を抱かせるのは、采配以前に監督と選手に信頼関係が築かれているからか。原監督の人柄が偲ばれるような印象を受ける。

 やはり組織は、水面下での努力しだい。どれだけ優れた資質を備えた人材を集めても、求心力がなければ実力を発揮できない。求心力は自然に生まれるものでなく、掲げて育み演出しなければ、一人ひとりのモチベーションを刺激しない。今年の巨人は、新たな関心を引き出してくれる。

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2006年6月 2日 (金)

時代の潮目なのかな

 村上世彰氏が率いるいわゆる村上ファンドが、東京地検の捜査対象になってると報じられ、関連する株式は軒並み値を下げている。これからどのような展開になるのか、予断は許さないけど、単にひとりの相場師が表舞台から姿を消すということではなさそうだ。

 村上世彰氏の名を聞けば、すぐに思い浮かべるのは堀江貴文氏。村上氏は東大を卒業し、通産官僚を経てから、コンサルティング会社を設立し、オリックスなどの出仕を得てファンドを形成。堀江氏は在学時代にホームページ制作会社を起こし、東大を中退した後にプロバイダ事業へ進出する。

 共通するのは、バーチャルでの情報戦を制して、リアルでの発言権を増してきたこと。既成の権力構造と一線を画し、個人の才覚を前面に打ち出してきたことから、若い世代を中心に強い支持を得て、これからの時代の成功のスタイルを実現したように受けとめられていた。

 業態は異なるとはいうものの、マネーゲームで資産を拡大させたのは同じ。地検の捜査対象も、そのプロセスでの違法性。有罪であるか否かより、嫌疑を掛けられた時点でカリスマ性が失墜し、熱が冷めていく現象もよく似てる。村上氏も堀江氏も、ヒーローではなくなった。

 私は報道に接して脳裏をよぎったのは、リアルからバーチャルへの逆襲。これから先は、手触りが強く求められると感じた。さまざまな分野で、頭の回転に身体が追いつかない。その違和感を調整するために、時代のバランス感覚が働き始めてる。地に足がつかない発想は淘汰される。

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2006年6月 1日 (木)

宿題がひとつ増えた

 現場の営業マンの頃からお世話になってる先輩が、セミナー会社を経営してるので、情報交換も兼ねて訪問する。お互いに出版界の出身だから、ロングテールについて思うところが多く、そこから出版の可能性や今後のセミナー展開など、有意義な意見を拝聴する。

 出版もビジネスという現実を踏まえても、企画力が衰えたのか、金太郎飴のような店頭状況。従来のルートだけでなく、さまざまな表現手法、伝達回路が、これから登場すると予測できる。セミナーの形式も、参加者の自律性を促す傾向が強まると、別れた後に考えた。

 池袋で会った人は、自然食品を手掛けてる人だが、品質の向上に力を入れて、それと比べ商品の演出が及ばない。かねがねもったいないと思っていたが、それに対する意見を求められた。私は腹にものを残さないから、厳しい内容もすべて吐露。黙って耳を傾けてくれた。

 私の指摘に思い当たることもありそうで、どのように演出するかを考えてほしいと言う。まるっきりビジネスというわけにはいかないが、こちらも真剣に考えて、そのうえでお互いにメリットのある形にしようと合意。後から資料を送るそうだが、私にとっては宿題がひとつ。

 正直に言って、こうしたことが楽しい。いろいろな人との出会いが続き、私の中で見えてきたものがあるのだが、それをトライするチャンスに恵まれたようで、本気で取り組もうと考えている。帰宅すると、面談した後に好転したとのメール。これもまた、私を喜ばせる。

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