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2006年5月11日 (木)

タイムスリップの夜

現役の営業マン時代、名古屋の書店さんを中心に、版元の先輩たちが創った「半友会」という集まりに混ぜてもらった。20年も昔から年に2度は開催されていたのだが、名古屋の書店さんの経営が思わしくなく、この3年間くらいは中断されていた。

 それが先月になって急なお誘い、16名が神楽坂に集まったが、およそ半数がOB、私は断トツに若い使い走り。皆それぞれに老け込んで、出版人というより好々爺。不思議なもので現役の人は、どこか脂ぎっている。身体を壊して欠席している人もいる。

 ところが杯を重ねると、いつの間にか業界の話。際どい話や裏話が次々と暴露され、これからの展望にさまざまな意見が飛び交う。その一方でセカンドライフの心得や年金の話も、その内容よりも驚かされたのは、空気がまったく変わらないこと。

 二次会で近くのカラオケボックスへ、私にとっては初体験。おそらく3年振りだろうか、促されて「すきま風」と「熱き心へ」を熱唱。曲目は演歌のオンパレード。平均年齢58歳、長老は69歳だから無理もない。最後は恒例の「昴」を合唱して締める。

 年齢がいくつであろうと、明日を語る人はエネルギッシュで、機能を語る人は重く澱んでいる。懐かしい人たちだが、それだけで集まるのは哀しい。できることなら皆が明日を見つめ、再び集まりたい。そのときに私は、若々しくいられるだろうか。

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