« 人の話は聞くもんだ | トップページ | こんなこともある »

2006年5月23日 (火)

ゲームばっかしやって

 凄いじゃない。私たちの世代でもそうだが、ひとつのことをやり遂げるのは、何でも大変。ロールプレイングゲームとしても、制作者が与えた課題をクリアしなければ、ゲームセットにならない。その間に何度も失敗し、あきらめずに再びチャレンジする。中途半端に放り出していない。

 間違いなく集中力も身につけば、クリアするための創意工夫も生まれてくる。よく考えてみれば、仕事を達成するのに必要なものは充分に組み込まれている。足りないとしたら、実際に動き回る足腰のトレーニング。近くの公園を1時間も歩き回れば、そんなものいくらでも補える。

 ところがゲームに熱中する少年少女に、世間の風当たりは強い。社会生活に適応できないまで言われる。適応できていないのは、ゲームをやり遂げるのに必要な力を素直に認め、それを違うテーマへ置き換える大人の能力。否定から始まる人間関係は、信頼へ結びつくわけがない。

 これは会社の中でも同じ。ダメだから足りないところを補えと言われ、一所懸命に付け焼き刃で新しい知識や情報を仕入れる。木に竹を接いでもうまく育たない。知識や情報が力になるのは、自分の中で消化して栄養素になってから。それはそれで大切だが、即効性は求められない。

 その人の力を認め、何ができるかを見極めて、できることをやらせれば、おもしろさを発見できる。おもしろいことなら自分からのめり込み、誰に言われなくとも次のステージへ進もうとする。人間の力は無限なのに、どうして削ぎ落とすことばかりに目を向けるのか。

|

« 人の話は聞くもんだ | トップページ | こんなこともある »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/1915534

この記事へのトラックバック一覧です: ゲームばっかしやって:

« 人の話は聞くもんだ | トップページ | こんなこともある »