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2006年5月29日 (月)

移り変わる風景を眺め

 用事があって久々に狭山から大宮へ。車を運転しながら、視界に入る風景を見ていると、こんな田舎でも数ヶ月で変化している。大宮で23年、狭山で30年を暮らしているのだが、30年間、当たり前のように開いていた饂飩屋が、閉店したのか取り壊し作業が始まっている。

 しばらく走ると大宮で30年以上も前からやっている別の饂飩屋が、川越の外れに新しい店を出している。どちらも安くて地元では評判だが、私はどちらも入ったことがないので、盛衰の理由はわからないが、店は流行っていても後継者がいなければ、閉じざるを得ないこともある。

 車を走らせている16号国道にしても、随分前に首都高へ至る道と繋がり、大宮の市街を通らずに岩槻へ抜けられるようにもなった。古いカーナビだと道がない場所を走り、そのたびに繁盛する店も変わっていく。郊外店の行く末は、気を抜けない要因が多すぎる。

 私が生まれ育った場所は、歩いて行けるほどの距離に、名機ゼロ戦を製造していた工場があった。戦後は自動車や農機具を生産し、市内では誰もが知る企業だった。それが今ではショッピングセンターに衣替え。付近の道路も瞬く間に変わり、私が通った中学校もモダンになっている。

 車を運転しているから、じっくり観察しているわけではないが、それでも風景はさまざまなことを語りかけてくれる。景気は上向きになったと伝えられているが、伝わってくるのは活気どころか苦しい悲鳴。庶民レベルで豊かさが戻るのは、まだまだ先のような気がした。

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